鶏塩味玉ラーメン、麺処ぐり虎出雲店。
ゆめタウン出雲店内に新しいラーメン店が出店。岡山に本店を置く「麺処 ぐり虎出雲店@出雲市斐川町」です。ミシュランプレートを獲得した店として、10月13日のオープンから行列が絶えないといいます。
そんな店に土日に行けば大変なことになるのはわかりきっているので、平日に高速飛ばして行ってきましたよ。で、12時40分に到着すると店外に20名ほどの行列です。島根県ってこんなに人がいたっけか?
若い女性の二人組や年配のご夫婦、サラリーマンまでさまざまな層のお客さんが、みなさんスマホで情報を探りながら、期待に胸膨らんでいる様子。40分近く待って、やっと券売機に案内されました。
一番人気の鶏塩味玉ラーメン900円を発注。提供はわりとスムーズでした。サイドメニューを注文する人や二人組が多いので、回転がやや遅めなんでしょうね。製造能力は充分のようです。
すごく澄んだスープにチー油がかけられています。おどろくほど飲みやすい綺麗な味。しっかりした旨みはさすがです。麺は中細麺を茹で前にひともみしたようなやや縮れの上質なもの。量もしっかりありまして、僕はサイドメニューがなくとも満足出来ましたよ。
高速道路は松江から片道710円ですんでね、せっかくだから買い物がてら行くと良いと思います。並んで食べる物好きも、まあそういうイベントと思えば楽しいもんです。
雲南の名店の味を松江で、奨×ドンシュー。
島根県の山の中、雲南市三刀屋町に県外からわざわざ客がやってくる中国料理店があります。このブログでも何度か紹介している「中国四川料理ドンシュー@雲南市三刀屋町」です。このお店の面した道路が拡幅工事となり、一時は移転も計画されたそうですが、休業後、同じ場所で再開することとなりました。
その休業中のサプライズとして、松江市内のラーメン店でドンシューの味が食べられることに。「中華蕎麦 奨 津田店@松江市東津田」です。もともと奨の運営は雲南(木次)の会社ですし、津田店の店舗はうどんチェーン「はなまるうどん」の居抜きで広く、とんかつや海鮮丼などの別ブランドを店内で展開していますから、今回のイカした采配に至ったのだと思われます。
注文したのは「四川拉麺900円」。雲南では税込み902円の提供でしたから、おどろきのお値段据え置き!料理人もこちらに来ているとのことで、期待を裏切りません。
で、実際のお味は雲南のお店と何ら遜色のない、辛くてうまいラーメンです。お店の一番人気は酸っぱくて辛い酸辣拉麺ですから、あちこちから「げーほ、ごほ」と咳き込む音が聞こえてきます(笑)。僕はそこを見越して四川拉麺にしております、はい。
麻婆豆腐やチャーハンなどのご飯メニューも食べられるそうですから、松江で食べられるうちに何度かお邪魔したいものです。
期待の家系インスパイア、シノカンnoodle。
出雲市の高架下で人気のラーメン篠寛。二郎インスパイア系に特化した篠寛ジローを出店したかと思えば、なんと松江市に家系ラーメンのインスパイアに特化した新店をオープンしました。松江駅西寄りの高架下、「シノカンnoodle@松江市朝日町」です。
早速、行ってみましたよ。
入り口右手でラーメン並とライス小の食券を購入。いつもの僕なら、米食うくらいなら麺を大盛にするところですが、家系ラーメンには米です♪
店内はカウンターのみでコロナ対策も万全。着席と同時にお水を持って店員さん登場。麺の硬さなどのお好み票を記入せよとのこと。同時に麺の量を厨房に通しています。
家系ラーメンといえば、やや平打ちの太麺ですから茹で時間がかかりそうですが、ストレスないスピードで提供されましたよ。
豚骨醤油のスープはさすがの再現。塩分が強すぎないか心配してたんですが、篠寛の品質は踏襲されていて、すごく美味しい。カタメで発注した麺にも大満足。しばらくデフォルトで味わって、ニンニクを加え食べ、コショウを加えて食べ、チャーシューとライスを楽しみ、旨辛味噌を加えて食べ…楽しいじゃないかオイ!
最後にシノカン特製のお酢を加えると意外にもマイルドな口当たりになるという新発見。次回はもう少し早く投入しよう。
店舗前に松江駅シャミネの駐車場がありますが、駅ナカで買い物しないと200円の料金がかかりますんで、お帰りの際はぜひお買い物をw。
新店情報、ラーメンゴイケヤ。
松江市に久々の新店です。場所は松江市屈指のラーメン激戦区、島根大学の近く菅田町。以前、名店「塩や」の店舗があったお隣です。2021年4月14日オープン。16日の13時前に行ってきました。
その名も「ラーメンゴイケヤ@松江市菅田町」。藤子不二雄「オバケのQ太郎」に登場する我々ラーメンマニアの祖、小池さんにクリソツなキャラクターが店舗前に掲出されていて、そのこだわりをアピールしてきます。
メニューは「極み塩ラーメン750円」「極みブラック(しょうゆ)750円」「蒙古麻婆麺900円」の三種類に、トッピングや唐揚げ、餃子のバリエーションといった布陣。学生向けなのかラーメン+250円の「マミちゃんの日替わりランチ(平日限定)」も気になりますね。この日はエビカツだったんですが、売り切れてしまってました。
注文したのは「極みブラック」。スープは塩味控えめのしっかりした旨味で平均点以上は取れていると思います。説明によると、カツオとシジミの出汁のようです。もう少しシジミが強い方が引きがあっていいかなと思います。
中太のストレート麺の茹で加減はとても良いですよ。豚バラの炙りチャーシューは香ばしくできている上に、肩ロース低温調理のレアチャーシューは柔らかく絶品です。ここにシナチクにネギとほうれん草、器は出雲の民芸「出西窯」です。陶器は熱が持っていかれるので、もう少しスープは熱いと良いかもしれません。
これは蒙古麻婆麺にも期待が持てそうです。全体的にちゃんとしている新店で、定着しそうな気配が漂っています。頑張って欲しいお店です!
おにぎりらーめんセット、めん宝。
何の変哲も無い、フードコートのラーメンなんである。
2021年4月で閉館を発表した松江市内の商業施設「キャスパル」。そのフードコートのラーメン屋さんが「めん宝キャスパル店@松江市黒田町」である。ぺらぺらのラーメンが美味しいと聞いて一度食べたものの、本当にぺらぺらのラーメンだったので、もうずいぶんと御無沙汰だ。
食べられなくなるのなら、本当にぺらぺらだったのか確認するために行ってみた。
屋上の駐車場にクルマを停め、館内に入り、エスカレーターで一階に。閉館が決まっているだけに嘘なしの「閉店セール」がもの悲しい。が、そこそこ客がいるので、あと2ヶ月でなくなるとは思えない。
フードコートはさすがに閑散とした感じで、買い物後のおばさま二人や老夫婦、高校生数人のグループが二組といったところ。完全に地元志向の雰囲気だ。
らーめんとおにぎりのセットを食べました。
うん。間違いなくぺらぺらのラーメン(笑)。麺は松江市内でよく使われている製麺会社の中細ちじれ麺。スープは基本的に中華調味料の味。スナック感覚でスッと食べるタイプのラーメンだ。これはこれで、昔のデパートのラーメンってこうだったよねって感じで楽しくなる。
予想外にヒットだったのはおにぎり。結構大きいし、ふんだんにふりかけがまぶしてあるし、たくあんまで付いてる。これはラーメンに良く合うよ。
これはこれでアリなんだけどなあ、無くなるのは寂しいねえ。
おでんがマスト、三代目徳平。
松江しんじ湖温泉駅近くの、市役所の職員やサラリーマンが常連だった小さな食堂が前身。夜はそんな常連が一杯引っかけて、早い最終電車で出雲方面へ帰宅する。おでんが名物でメニュー豊富な食堂だった。
徳平食堂は、昔ながらのなかでも一風変わったラーメンで人気だった。最近、店舗をお洒落に改装し、メニューもラーメンとおでんを主体に絞り、リニューアルした。「三代目徳平@松江市中原町」である。
一度、食堂時代にいった記憶を頼りに向かったのだが見つけられず、丁寧に地図を確認してようやく発見。お洒落に変わりすぎて、店の前を通過してたw。
食堂時代の人気メニューが全て味わえる「おでん半チャンラーメンセット950円(税別)」を注文。おでんは7種類から選べるが、人気の牛すじやだいこんは別になるので注意。和辛子があう、不思議な味噌おでんは本当に美味しい。この店に来たらおでんはマストです。
夜は飲める居酒屋になるようなので、これは是非行ってみたい!