20年ぶりの秘境、谷川米穀店。
平日に帰省して行列店を巡る最後のお店。今年一杯で閉店する谷川製麺所を出て、「じゃあ、谷川つながりで米穀店行ってみよう!」と腹をくくりました。
「谷川米穀店@仲多度郡まんのう町」です。高松市の南部のど田舎から、さらに徳島県との県境を目指して山道を40分。讃岐うどんブームの怪しいうどん店をけん引した〝米穀店〟という名のうどん屋。20年ぶりの再訪です。
平日のこの山奥で、未だに行列が絶えない恐るべきうどん屋。いくつかのブームを乗り越えて苦労したんでしょうねー。うどん以外は店内撮影お断りや、行列のルールなどとても厳しくなってます。
うどんは本当に瑞々しい。しなやかで綺麗な麺。優しいお母さんの手肌のようなうどん。そこに醤油を回し、青唐辛子をつけて楽しむ。
讃岐うどんのイノベーションも進んでいるから、麺のレベルが高い店は沢山あります。でも、このシチュエーションのうどんを維持してるのは、奇跡なんでしょうね。