アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

ぶっかけうどん、ふるいち。

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岡山の実家のすぐ目の前にうどん屋がある。「ぶっかけ亭本舗ふるいち倉敷市某所」である。

ぶっかけうどん讃岐うどんを代表するうどんメニューとして定着している感がある。が、ぶっかけうどんは倉敷が元祖ということで一応の決着をみているらしい。

このブログでもぶっかけ倉敷説を訴えてきた。ま、そのせいでは99%ないと思うけど、記事を書いた2006年以降、状況は一変。ウィキペディアぶっかけうどんに関する記述が「倉敷を元祖とする説もある」から「岡山県倉敷市の名物」に変更。「倉敷ブランド」にも認定された。

倉敷市民はみんな同じことを考えていたんですね。。。

讃岐うどんブームのきっかけとなった麺通団がこのことを知らないはずがない、ぶっかけ倉敷説にふれないのは意図的ではないか。。。3年前にはそう考えていたんだが、じつは違ってた。

FM香川麺通団のうどラヂ!」で田尾団長が「<倉敷名物>ぶっかけうどんの看板を見て苦笑した」といった趣旨の発言をしていたので、田尾さんは倉敷の「ふるいち」が昭和30年代にぶっかけうどんを出していたことを知らないだけのようだった。ちなみに香川のぶっかけは昭和56年創業の「山下うどん」が元祖といわれている。

さて、じゃあ、お味のほうはどうなんかというと、香川のぶっかけはバリエーションが豊かで、出汁の濃さ、かける量、出汁・しょうゆ・ミリンの配分など、かならず好みのものが見つけられる。

倉敷のぶっかけだしは甘めです。うどん自体の質は、僕が倉敷に住んでいた20年前と比べれば、讃岐うどんブームのおかげで格段に美味しくなっている。讃岐うどん好きでも美味しくいただける県外うどんだとおもう。