アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

ぶっかけ冷大、丸亀製麺松江学園店。

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いまや飛ぶ鳥を落とす勢いで増殖中の「丸亀製麺」。

去る5月7日にオープンした松江学園店に出かけてきた。

ご存じない方も多いようなので前置きとして言っておくが、「讃岐 釜あげうどん 丸亀製麺」と謳っているこのフランチャイズの出自は、実のところ香川県とはなんの関係もない。いわば「讃岐インスパイアうどん」である。

その意味では、香川県高松市木太町から全国展開した「はなまるうどん」とは異なる。

経営は神戸に本社をおく株式会社トリドール。全国展開に成功したのちに香川県にも進出したが、香川県丸亀市城西町に同名の製麺業者「丸亀製麺(株)」があったことから、香川では「亀坂製麺」の名称で出店している。

これについては味とは違う次元の話なので、ちかいうちに「うんちく」をたれようとおもう。

さて、なにを食べようか迷ったすえ、「ぶっかけ冷(大)380円」と「ちくわ天100円」をチョイス。どこで探してきたのかというほどパートのおばちゃん率が高い。たしかに讃岐風である(笑)。

ちょいちょいっと薬味をとって、ぐるんとかき混ぜ、実食! うん、美味いです。

やや太めの麺はもちもち感とコシがあって悪くない。これは各店舗で製麺し、湯がきたてを出していることによるもの。ぶっかけだしは香川標準からいうとかなり甘めで、僕の主観では倉敷ふるいちのぶっかけだしに近い。

香川県にある多店舗展開のセルフ程度の味は再現できているようにおもう。ただ、香川県ではフードコートなどの特殊な環境でないとやっていけないんじゃないかな。

僕的に不満なのは量の問題。並と大があるんだが(僕が食べたのが大ね)、かなり少量である。つまり天ぷら類やおにぎりをつけないとランチには軽すぎる。この量では、天ぷらひとつとおにぎりとって、やっとお腹いっぱい。

気がつくと600円弱になるわけで。。。。香川の場合、この客単価を狙うと、途端に見透かされる。

そういった値段と分量のバランスをのぞけば、ふつうに楽しめるうどん専門店でしょうね。