アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

あまりにもYMO的に、なのだ。

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ユーチューブで懐かしい映像を掘り出していると、アコースティック・ギターに溺れる前はYMO的な音楽が好きだったことを思い出す。

みんなのうたコンピューターおばあちゃん』【写真左上】
http://www.youtube.com/watch?v=gdAanQpU4r4

1981年に放送されていたもので、僕は当時、中学1年生でした。この曲は衝撃的だったなぁ。歌詞もビジュアルも「まあまあ」なんだけど、曲(正確には編曲)がすごかった。

名曲とされて再放送する頃にYMO坂本龍一が編曲していることに気が付いた。

坂本龍一、すごいなぁやっぱり。調べてみると、この曲のオリジナルはYMOコピーバンドコスミック・インベンション」が歌ってる。コピーバンドの曲を本家が編曲してるというのも面白い。ちなみにユーチューブのリンクを辿れば、オリジナルのゆるいバージョンも見つけられます。

イモ欽トリオ『ハイスクール・ララバイ』【写真右上】
http://www.youtube.com/watch?v=IG-gKk3cvbM

なんとこれも1981年の曲。テレビの音声をラジカセで録音して繰り返し聞いてた。ヨシオ(山口良一)とワルオ(西山浩司)の振り付けも楽しかったが、編曲にしびれたね。

で、この曲もYMO細野晴臣作曲、作詞は松本隆

1984年に公開された「風の谷のナウシカ」には、映画本編では使用されていないキャンペーンソングがある。安田成美(とんねるず・のりさんの嫁)が歌っていて、松本作詞で細野作曲。歌はヘタヘタだが、曲はいいんである。

安田成美『風の谷のナウシカ
http://www.youtube.com/watch?v=vOOgK7Ca9a0&mode=related&search=

TOM★CAT『ふられ気分で Rock 'n' Roll』【写真左下】
http://www.youtube.com/watch?v=mahgMX5sTvw

そんな流れで1984年の懐かしソング。81年頃に「テクノポップ」と呼ばれた路線は、この頃になるとシンセサイザーシーケンサー、同期演奏が流行になっていく。アコースティック不遇時代のはじまり。

たぶん知らない人が見たら「色モン」だろうが、この曲は当時を代表する良曲である。TV版「北斗の拳2」のオープニング曲に使われた『TOUGH BOY』がなければ一発屋で終わるところだったが…。

大沢誉志幸『そして僕は途方に暮れる』【写真右下】
http://www.youtube.com/watch?v=JsACffcQEmA

これも1984年の曲。ええ曲やぁ~、何回聞いても。

で、この後1986年には、TVアニメ「めぞん一刻」の初期主題歌『悲しみよこんにちは』(歌:斉藤由貴/詞:森雪之丞/作曲:玉置浩二/編曲:武部聡志)があったり、TBSドラマ「セーラー服通り」の主題歌「My Revolution」(歌:渡辺美里/作詩:川村真澄/作曲:小室哲哉/編曲:大村雅朗)があったりして。

ちなみに、YMOが流行っていた80年代。「かりあげ&もみあげなし」の髪型を「テクノカット」と呼んでいた。

散髪屋で「もみあげどうしますか?」と聞かれると間髪入れず「テクノで」と言ったものだ。

今は、「もみあげ…落としてください」かな。