アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

2010-01-01から1年間の記事一覧

取材拒否の有名店、イレブンフーズ。

もう何年も前から気になっていた店がある。 テレビや雑誌では紹介されない取材拒否の店にして、行列のできるラーメン店。美味いだけなら触手は動かない。聞かれるまで注文してはならんとか、勘定はザルのなかへとか、その怪しさがそそる。 わざわざ途中下車…

旭川ラーメン、Saijo。

今年2度目の東京なんである。 2月の上京は、最終段階まで進んだ書籍の出版が、掲載図版の許諾の関係で暗礁に乗り上げ、直接交渉するための、いわばギリギリに追い込まれた旅であった。 7月にはなんとか出版までこぎつけ、その関係でなんと本屋さんのトー…

さすがの迫力、一風堂倉敷店。

12月初旬の金曜日、仕事が終わるのを待って実家のある倉敷へ向かった。祖母の一周忌である。次の日は法事の会席膳で3食終わってしまうだろうから、到着前にラーメンを食べておくことに。 訪れたのは今年3月にオープンした「一風堂倉敷店@倉敷市平田」であ…

極太麺の強烈パンチ、ラーメンごん太。

2010年初夏に開店した「ラーメンごん太@松江市学園」である。 聞くところによると、二郎系インスパイアに定まった直後、大将が怪我をしたとかでしばらく休業していたらしい。 らしい、というのはこのお店、夜だけの営業だったので、妻との結婚時の約束「晩…

アコギな雑感の近況、なのだ。

え~と、ずいぶん更新が滞ってるんである。 放置プレイにもかかわらず、訪問者の方も少なからず。。。ご心配をおかけしていたら申し訳ないので、近況報告と題して当ブログがどんなことになってるのか、書いておきます。 当ブログの主人・Jeepはいたって元気…

祝新店、中華蕎麦 奨。

松江のラーメン界も出入りが激しい状況が続いております。 昨年9月にオープンした西津田の素箋鳴尊(すさのお)は閉店。今年6月オープンのラーメンごん太が「事情によりしばらく休む」とのことで常連たちをヒヤッとさせているが、こちらはちゃんと再開する…

ひや天おろし大、おか泉。

お盆過ぎの帰省で漠然と感じたのは、昨年ほどの大混雑はなかった、ということだ。 ほかのうどんブログをながめてみても、やはり今年のゴールデンウイークや昨年の状況と比べれば、有名店の行列がいくぶん少ない印象だった。 高速道路一律1000円の効果で、休…

朝うどん、うどんバカ一代。

朝ラーメンだとか、朝カレーだとか、いろいろと考えだすもんだとおもう。 朝カレーなんていうのは、前の晩に余ったカレーを次の朝に食うと具材がよくなじんでいてうまい、というなんとも3世代同居家庭的な、田舎の家なら普通じゃん的な発想をうまく取り込ん…

ざるうどん、まつはま。

宮武うどんで「ひやひや大」を食べた後、妻の実家に向かう道中、どうしても気になった店がある。 いまや行列のできる人気店となった「うどんバカ一代」で修行した大将が、今年5月末にオープンさせた「まつはま@高松市元山町」である。 琴電長尾線の水田駅…

待望の新生、宮武うどん。

さて、毎年のように世間様のUターンラッシュが終わった後に夏休み。 香川に帰省して最初のお目当ては「宮武うどん@高松市円座」である。 昨年の讃岐うどん界のトップニュースはまちがいなく琴平の名店、宮武うどんの閉店だった。まわりは田んぼだらけの個人…

祝新店、大翔。

おいらは遊ぶために仕事をしてるんだから、人生のほんとうの舞台は休日にある。。。。と、常々公言しているし、自分にも言い聞かせているのだが、ここのところママならない。 連続13日勤務の最後のお仕事は、お歴々を集めたとある会合。 どこの業界にもある…

牛丼一筋であること。

吉野家の苦戦鮮明 「強気価格」客離れ招く 牛丼大手3社の2010年3月期(吉野家ホールディングスは2月期)連結決算は、牛丼(並盛り)の通常価格を昨年末に値下げした「すき家」のゼンショーと、「松屋」を展開する松屋フーズの好業績に対し、「吉野家…

讃岐うどんの条件

讃岐うどんブームのおかげで、全国のうどんレベル向上と低価格化がすすんだのは間違いない。 ほんの10年前まで、うどんといえばコシのない茹で置き麺があたりまえ、たまに茹でたてを食べさせる店があっても、民芸調の店作りで価格は和そば並みの値段。。。と…

GW朝うどん、たも屋林店。

“民族大移動”状態だった今年のゴールデンウィーク。 一泊目の早朝は、讃岐うどん好きの奈良のおっちゃんを乗せて「うどんバカ一代」にむかうも、朝7時の段階で行列。クルマを適当に停めるのがいやで「うわさの麺蔵」でとり天ざるを食す。 で、二泊目の早朝…

ぶっかけ冷大、丸亀製麺松江学園店。

いまや飛ぶ鳥を落とす勢いで増殖中の「丸亀製麺」。 去る5月7日にオープンした松江学園店に出かけてきた。 ご存じない方も多いようなので前置きとして言っておくが、「讃岐 釜あげうどん 丸亀製麺」と謳っているこのフランチャイズの出自は、実のところ香…

GWに讃岐うどん、大木戸。

今年のゴールデンウィークは各地で渋滞の嵐だった。 基本、ゴールデンウィークに遠出する習慣のない我が家には関係ないが、父の一周忌の法要という大切な用事があるんだから、渋滞覚悟で行かねばなるまい。 で、この時期、讃岐のうどん屋は大変なことになる…

気になるGreenfield Guitars G1 '09

【2010,5.10現在】 日本初入荷のグリーンフィールド・ギター。個人製作家による、いわゆるルシアーものである。 値段のことからいうのもなんだが、欲しくなってからガッカリさせるほど悪趣味ではないので、190万強の高額ギターですよとあらかじめ言っておく…

連休さぬきうどん攻略!

なんだ、君も讃岐にうどん食べに行っちゃうの? 全国770カ所以上の高速で渋滞が起きると予測されているのに、みんな橋を渡っちゃうのね。。。 この期におよんで「讃岐うどんブームは遠い昔、行くなら今だ」って常識外れの人はいないだろうが、もしも「あの頃…

監督市川崑、なのだ。

なんだかここ数日、監督市川崑と女優・有馬稲子の話がとりざたされていますね。 久しぶりの更新でなんなんですけど、僕は市川崑の金田一モノが大好きで、相当影響を受けたクチです。写真は市川関連本を集めた僕の棚。右端の『市川崑の映画たち』は絶版状態の…

鶏白湯+魚介、三鈷峰。

職場の先輩から、写真付きのたれ込みメールが来たのは3月中旬のことだった。 旨いです、いっぺん食べてみてください、と。 香川帰省からの帰り道、訪れたのは「麺処三鈷峰@米子市皆生温泉」。米子ICをまっすぐ北上して、皆生温泉の入り口案内で右折。その…

ううまい、うどんバカ一代。

やっぱりうまいな、このうどん。 もはや僕的朝うどんの定番となった「手打十段うどんバカ一代@高松市多賀町」である。朝6時開店、休日の朝7時にもなれば駐車場は県外ナンバーでいっぱい。 なんじゃろうね。 適度なコシと風味、だしのバランス。うどんのバ…

おやに挑戦!一鶴。

香川帰省して家族で夕食。 讃岐うどんに比肩する香川のBぐるめ「骨付鳥 一鶴」である。 最近では本店のある丸亀を中心に、骨付鳥を盛り上げようという機運もあるらしい。どうやら一鶴のほかにも骨付鳥を売りにする店が何軒かあるようだ。じつは県外にも真似…

ちくわ天サービス、たも屋林店。

朝うどんである。 僕は20年前、香川県在住の学生だった。ちょうど卒業するかしないかという時期に、麺通団の「恐るべきさぬきうどん」の連載が始まっていて、結局、讃岐うどんの神髄をしらぬまま卒業したのだった。 そんな僕の讃岐うどんの原風景は、宇高…

純手打ち、よしや。

連休を利用して、香川に帰省した。 瀬戸大橋を渡ってまず向かったのは「純手打ちうどんよしや@丸亀市飯野町」、昨年開店した話題の店である。 昨年惜しまれつつ閉店した宮武うどんのインスパイア系と評判で、こだわりの純手打ち、包丁で一本一本切っていく…

蒸し料理、菜厨NAKURIA。

送別会のシーズンですねえ。 この数年、自分と同年代の転出が増えていて、アラフォーの意味を考えるようになった。一旗揚げるのに歳は関係ないけど、気力体力の充実を考えれば、やっぱり40歳は節目にちがいない。 ということで、同僚の送別会は「蒸し料理…

六子プライベートライブ、なのだ。

最近、グルメネタばかりとお嘆きのみなさま。。。ひっさびさのギターネタです。(泣) 山陰を中心に活躍されている歌手・六子(ろこ)さん。NHK「だんだん」にも地元歌手としてご出演されてました。六子さんのご兄弟はデュオ「遊吟」であることも、ファンの…

キッチンスタジアム、らーめん神話。

手塚治虫「火の鳥」に実写版があったことを知ってる人は、はたしてどのくらいいるだろう。 監督は「犬神家の一族」で知られる市川崑。 金田一ブームのさなか、1978年に「女王蜂」と掛け持ちで制作したのが「火の鳥」だった。めちゃめちゃ豪華な俳優陣、アニ…

鶏骨ラーメン、だんだん家。

なに、ちょっとどういうことよ。 ブログ麺ある記のmen_arukiさん、松江のラーメンのくまさんが報じたショッキングな話題。。。。 僕的には松江新御三家の一角である「だんだん家@松江市春日町」が三月一杯で閉店するという。このお店の場合、商売がうまくい…

平湯さんが著者デビュー!

僕が平湯さんと出会ったのは、初心者向けコンピュータ雑誌「日経クリック」の創刊号だった。 版元の日経BP社の出自は経済新聞だったから、市販売りのくだけた雑誌をつくるのは初めての挑戦。そんな雑誌のなかでもっともくだけていたのが、敏腕プロデューサー…

黒ラーメン、シナカン。

東京出張から戻った明くる日、朝5時に眠たい目をこすりつつ岡山へ帰省した。ばあちゃんの四九日の法要である。 冬場の高速道路は新潟時代に何度も経験しているが、今回の大山越えはびっくりしたね。凍結防止剤がまかれてるから、前のクルマが跳ね上げたしぶ…