アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

うどんに「そば湯」がない理由。

自分の常識がどこでも通じると勘違いしている人は多い。関東人にとって「そば」は思い入れのある食べ物だし、ざるそばのシメに「そば湯」を飲まないと喰った気がしないという人もいるだろう。 讃岐うどんブームが盛り上がりつつあった頃、まだその正体が広く…

讃岐うどんが合わない人

本場讃岐うどんを食べに行くなら、と何人もの知り合いに聞かれ続けて早十数年。最初の頃は、一般店で600円程度のうどんを体験してもらい、セルフ系→製麺所と徐々にディープへ誘うという方法だった。今では最初からディープじゃないと話が進まない。自分が好…

最強の食中毒の巻

先週はいろいろあって更新もままなりませんでした。実家の悪寒、失礼、おかんが胃ガンなんぞになりおって、胃袋2/3を摘出してしまった。手術入院する前に、食べたいものを食べておこうと、親父と二人でディナーと洒落込んだおかん。手術の二日後には「腹…

讃岐的!天ぷらか揚げか?

讃岐うどんのオプションとして「天ぷら」は定番だ。天ぷらで有名店になった高松市内の「竹清」。もうすでに全国区になってしまった感のある「半熟たまご天」は竹清の名物といって良いだろう。超有名店「宮武」に天ぷらを卸している「藤原屋」。でっかぁ~い…

宇高連絡船のうどん

生粋の讃岐人でうどん好きの嫁さんには、頭が上がらない。うんちくをたれても「その程度の経験ではまだまだやの」のひとことでノックアウトである。まあの、香川の文化は県外者から見れば特殊すぎるけん、なかなか本質のところが理解できん。だってさ、うち…

食中毒体験談1

うどんとは関係ないんだが、突然、食中毒体験談を書きたくなった。そういうこともある。 僕の食中毒デビューは華々しい。新聞沙汰になった。「修学旅行で集団食中毒」←これが読売新聞地方版の見出し。中学3年生の修学旅行は、北九州二泊三日の旅でござった…

「ぶっかけ」は讃岐うどんか?パート2

新規参入店や県外店がことさらにとりあげる「ぶっかけ」というメニュー。今や讃岐うどんを代表するメニューだが、実はお向かいの岡山県倉敷市に起源があるという話。香川県の老舗のうどん屋は、決して「ぶっかけ」を全面に押したりはしない。新規参入店も県…

うちの嫁さん、うどん食い。

うちの嫁さんの自慢をしておこう。 昨日かまたま、失礼、たまたま「うどん全店制覇」を眺めていて、どのくらい讃岐のうどん屋に行ってるのか勘定してみた。僕は基本的にチャレンジを好まない。各ジャンルの旨い店を決めたら、その店以外にはほとんど行かない…

「ぶっかけ」は讃岐うどんか?

昨日のつづき。麺料理でどうにも気になる3つめだ。 【その3】「讃岐うどん」といえば「ぶっかけ」? 「ぶっかけ」とは、冷水で締めたうどんをそのまま(ぶっかけ冷や)、もしくは一度湯がいて温めたうどん(温ぶっかけ)に、ダシつゆをチャッとかけて食べ…

麺で納得いかんこと!

以前から麺料理で納得いかんことがある。 責任者でてこーーい的なことがあるのである。 【その1】「湯だめ」を「釜あげ」と称するうどん屋。 さすがに香川県では滅多に見ないが、ブーム前、つまり1996年以前からある 「本場讃岐うどん」と称した県外のうど…

百万両が好き。

夏休み報告の間に映画レビューが入ってしまった。 香川県高松市で「はりや」のいか天ざるを食べた後のつづきでござる。 橋を渡ってお向かいの岡山県倉敷市が僕の故郷だ。 実家に滞在すると必ず寄りたいのがラーメン「百万両」である。 僕はアコースティック…