アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

2011-01-01から1年間の記事一覧

人気店復活、ひばり食堂。

「これまでのあらすじ」 ○ 松江市北堀のひばり食堂からラーメン部門が独立した「麺家ひばり」。。。香りを重視した魚介系の複層的なスープ、こだわりぬいたつけ麺はラーメン通から熱烈な支持を受けるも、2011年6月26日をもって電撃的に閉店。 ○ 一方、松江市…

限定塩とんこつ、塩や。

日常のなかのラッキーって、どんなときに感じますか? 最近、僕的にラッキーだと感じたのは、たまたま出かけた「塩や@松江市菅田町」で限定のトンコツスープに出くわしたとき。 この店、塩やってくらいだから塩にこだわりがあるわけだが、そもそも大将はト…

デカ盛の並、倉楽。

実家の近所のラーメン屋が、あるときから二郎インスパイア系にリニューアルしたらしい、との情報を得た。 普通盛りなのに大盛りの極太麺、そこへ「野菜増し」だとか「ニンニク増し」だとか、さらに「増し増し」だとか。。人間の食べ物として絶対間違っている…

部活動で訪問、うの花。

職場の若手女性たちが「ラーメン部」なるものを立ち上げた。 聞けば、示し合わせてラーメンを食べに行く会だという。「部」というのは言い過ぎで、まさしくこれを「同好会」というのだろう。多いに結構、もっとやれ、もっとやれ。 で、ギターブロガー改めB級…

松江の王道、太平楽。

久々に再会した友人たちと痛飲した翌日。 いつもなら朝5時過ぎには目を覚ます僕が、なんと9時過ぎまで寝てしまい、無性にラーメンが食べたくなった。そんなタイミングで思い出した店が「太平楽@松江市朝日町」である。 知る人ぞ知る、取材拒否の有名店。 …

新店報告、ばり馬。

ラーメン店Aが店を閉め、さらに近所のラーメン店Bが店を閉めた。するとBの旧店舗でAが営業を再開し、Bの大将がAで修行しているという、なんともはや激動の松江ラーメン界。 そのラーメン店Aの旧店舗に入ったのが「新・和歌山ラーメンばり馬@松江市学園」で…

琵琶湖とラーメン、来来亭。

琵琶湖畔で合宿することになったんである。 僕の身元に関わることなので詳細を明かすことはできないが、いや、そんなに隠すほどのもんでもないのだが、とにかく昔の職場つながりで北は新潟、南は愛媛までの知人たちが集まって2泊3日の合宿である。 合宿と…

らあ麺ダイニング、為セバ成ル。

お店との「相性」というものがある。 で、これが雰囲気や趣味、味の問題だったらわかりやすいのだが、狙って訪問すると定休日だとか、行く気満々のタイミングで「ラーメンの気分ではない」などと連れがのたまって訪問の機会を逸する店、これが厄介。笑) と…

こってり、天下一品。

はい、秋の気配も深まり、朝晩が涼しくなってきましたね。 人間とは不思議なもんで、気候があっさりしてくると、コッテリしたものを好むんですな。 この理屈でいくと夏場に「あのひと、暑苦しい」って男も、秋から冬にかけては気にならんのかもしれない。と…

サンラーラーメン、虎楼。

お店の雰囲気がとても重要なのは言うまでもない。 けど、僕はひとつ「オンタイム、オフタイム」という考え方で「お店の雰囲気」を語ってみたい。 たとえば、ディナーよりも平日のランチタイムがメインのお店。そういうお店がお昼から薄暗い照明で、ゆったり…

お好み焼き、ふみや。

今日は僕の失敗談を聞いてもらおう。 瀬戸内の島をフェリーでめぐりながら、一日中、炎天下を歩いた夏の日。。。高松港にたどり着き、ビールを求めてふらりと入ったのが、この店「お好み焼き ふみや鍛冶屋町店@高松市鍛冶屋町」である。 高松在住の方ならこ…

「釜あげ」を考える

「釜あげ」……釜揚げ(かまあげ)とは、釜または大鍋で茹でて、茹であがったまま何も手を加えない食材の事を指す。(Wikipedia) 「釜あげうどん」……釜揚げうどん(かまあげうどん)とは、茹でたうどんの麺を、温かいつゆにつけて食べるうどん。(中略)麺を…

瀬戸内国際芸術祭批判に思うこと、なのだ。

ちょっとガラにもないことを書いてみようと思う。 瀬戸内国際芸術祭なるイベントが2010年夏に開催されたことは記憶に新しい。島々をめぐりながら現代美術の作品や建築物を鑑賞するイベントで、県内外を問わず、国外からも多くの観光客が訪れた。 このイベン…

11年ぶりの人気うどん、がもう。

2011年夏の帰省で食したラーメンとうどんは13.5玉。 お盆過ぎということもあって、あまり行列を気にすることなく、レベルの高い店を巡ることが出来た今年の夏。さて、最後に行くべき店はどこだろう。。。行列を気にして敬遠してきた店。 そうだ、がもうへい…

家系ラーメン、高松家。

妻の実家のすぐ近くに、気になるラーメン屋がある。 もう開店して何年も経つのに、その店の前を何度となく往復しているのに、気になりすぎて気にならなくなってたんである。それはあんまりだ、ただのひとくちも食べることなく、その仕打ち。 そもそも高松で…

恒例の朝うどん、うどんバカ一代。

ここはもう恒例のうどん屋である。 午前5時半には目が覚める僕。どうせなら朝早くて、おいしいうどんが食べたい。「うどんバカ一代@高松市多賀町」はそんな要求を満たしてくれる店だ。開店は6時だけど、ね。 最近、ラジオ体操ってどんな風にやってんのか…

尾道ラーメン、ほんてん。

岡山帰省中、福山へ遠征。 目的はふくやま美術館で開催中の「田島征三の大地」展(『ちからたろう』とかの絵本作家ね)をみることだったんだけど、それは妻の目的で、出不精の僕が美術展をみるためだけに出かけるわけがない。 そう、お察しの通り、ラーメン…

勝手に師弟対決、一福。

丸亀の中村でひやかけの大を食べ、高松に向かう道中、僕はすでに次の店を探していた。 国道沿いの有名店を急襲するか、はたまた山の中まで足を伸ばすか。。。そうこうしてるうちに国分寺に入り、あの店が脳裏をよぎったんである。そう、中村の弟子の人気店「…

中華そば500円、百万両。

「この世の最後にラーメンを一杯。さて、どこで食べる?」 こう聞かれたら、多くの麺通たちは味だけで決められるだろうか? 僕はそう思わない。最後の一杯に求めるのは、自分の思い出にどれだけ寄り添っていた一杯かどうか、だ。 明日死んでも食いのない、失…

細麺コシあり、中村うどん。

ひとつ気づいた事がある。それは「麺料理の嗜好は細分化される」ということ。 ブログでラーメンの話を続けるとうどんファンは遠ざかるし、うどんの話が続くとラーメンファンが遠ざかる。パスタの話なんか、もってのほかである。 で、結局なにが言いたいんか…

哲そば、麺屋哲。

お盆が終わり、ちまたに秋雨がしたたる頃、恒例の夏休み帰省である。 まず1杯目のラーメンは何にしよう。 夫婦して好印象な「来来亭」が、なんと実家の徒歩圏に支店を出したらしいので、それはとても気になる。気になるんだが、徒歩圏ならアルコールをイン…

号外!ひばり跡地に花さか、の巻。

「これまでのあらすじ」 ○ 松江市北堀のひばり食堂からラーメン部門が独立した「麺家ひばり」。。。香りを重視した魚介系の複層的なスープ、こだわりぬいたつけ麺はラーメン通から熱烈な支持を受けるも、2011年6月26日をもって電撃的に閉店。 ○ 一方、松江市…

幸せのたまご、ポムの樹。

ありえない。 おっさん二人でオムライスの専門店である。 「創作オムライス ポムの樹@松江市学園」は全国に96店舗を要するチェーン店。若い女性客、この場合とくに大学生の女子にターゲットを絞った出店計画は、なかなかお見事といえる。 この近辺はファミ…

激辛三昧、四川料理ドンシュー。

今年も夏が来た! 山陰の人々が待ち望んだ梅雨の明けたその日、激辛料理を大勢で食べてきたぞっ! 本当の目的は別のところにあったのだけど、僕的には「道の駅」などでどっちつかずの昼食をとるのは嫌なのだよ。そんなもんだから、目的地へ向かう途中に人気…

ハンバーグ&チキンカツ、ぼうげつ。

久しぶりにガツンといったなぁ。いかんなぁ、太る一方だなぁ。 この道ぃ~わ~、いつか来た道ぃ~。。。。体重計に乗るのがこわいっす。 ということで、松江でパンチのある定食屋といえば「ぼうげつ@松江市母衣町」を訪れた。人気店なので昼休みがそろそろ…

新店情報、森のしずく。

職場の先輩からラーメン屋の新店情報がもたらされた。 わかりにくい場所にあるので、まだあまり知られていないだろう。ということで行って参りました。場所は島根大学正門前のポプラ脇を南に向かい、最初の角を左折、しばらく進むと右手にチョウチンが見えて…

うわさの新店、さか枝うどん春日店。

さか枝、といえば讃岐うどんのセルフスタイルを全国区にした有名店である。 山越や田村が発見されていなかったブーム以前から、公務員やら高校生やらがテボでうどんをあたためるスタイルが注目されて、全国のグルメ番組で紹介された。当時はこれで十分ディー…

細麺コシあり、上田製麺所。

このたびの帰省では、同じ町に住む姪っ子が同乗していた。 ほんで、この子は全国チェーンの丸亀製麺でアルバイトをしておるので、本場の讃岐うどんがいかに多彩多様なものであるか、知っておいてもらわんといかん。。。いや、別に知らんでもいいけど。 だか…

香南の剛麺、のぶや。

2011年のゴールデンウイーク。 誰だよ、震災の影響で自粛ムードなんて言ってたのは。去年より高速は混んでるし、讃岐のうどん屋だって行列だらけじゃないか。ってことで、今回の帰省では玄人好みの店をチョイス。 島根から渋滞に巻き込まれながら、ノンスト…

廣島らーめん、麺家ひばり。

さて。 「ラーメン激戦区」という言葉はよく聞くが、なんで商売仇の多い場所にわざわざ店を出すのだろう、というのが一般人の素朴なギモンである。その付近の客を奪い合うわけだから、デメリットが大きいようにも思う。 しかし、どうもそうではないようだ。 …