アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

1台目、ちょっと待て!

初めての方へのお奨めうんちくは、わかった。
最後に、よ~~~っく、考えたほうがいい事柄は何か。

【サイレントなギター】
こりゃあ、アコギではないです。むしろ、エレキです。
だから生音なんて出ません。だって共鳴&拡張する「箱」が
ないですから。いや、知ってればいいですけど。

で、これで練習すれば左手のトレーニングにはなります。
けど、右手に関してはそこそこ、です。
ギターな楽器って、左手が音程を、右手がリズムや強弱を担うでしょ?
リズムは良いとしても、強弱は端に強く弾くとか弱くとか…
それだけじゃないんですよ。

言葉にすると難しそうですけど、弾いてる人は、みんなやってます。
体感で覚えていくんです、こういうこと。
で、サイレントなギターは体感できない。
ほんと~にアコギの音色を望むなら、よく考えた方がいいっすよ。

【トラベルなギター】
これも女性が1台目に選びやすい。小さいし、場所をとらない。
なんたって、カワイイ。(小さい=かわいいってすごいね)

これね、実際は、そこそこ弾ける人じゃないと、
逆に難しいですから。まず、抱えられないでしょ?
本体が固定できないわけです。右手の置き場もない。
ふつうなら右肘がボディを固定して、同時に右手も固定される。
ピアノやった人ならわかるよね?
椅子とピアノの距離や肘の高さ、指をたてるとかさ。
姿勢って大事なんですよ、特に弾けないときって。

【中古なギター】
貰えるんだったら、もらいんさい。タダで。
そうじゃないなら、新品で買った方がいいですよ。

中古なギターって、友人所有にしても中古楽器屋のにしても、
「中古」になる理由が必ず、ある。
その友人が最初に買ったギターなら、なおさらです。
初心者がわからないようなところを調整して失敗してたり、
演奏性が悪くなっていたり、ってね。
「やばいっ」って思ったときに困るのあなたよ。

中級者ならそれでもいいんです。自分で調整したり、
悪いところを見極めて、場合によっては修理代まで考えて
買いますから。

そうじゃないなら、タダにしてってダダこねる。