アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

2台目のお値段

その楽器が、いつもあなたのそばにあれば、
それは「一生モノ」です。一生モノってそういうことです。
現に最初の給料で買ったTakamineは、僕の手放せない楽器。
学生時代に出会っていれば、名実共に一生モノだったけど…。

でも、これから選ぶっていう方には、「一生モノの値段」って
気になると思うから、こうすれば良かったなってこと、書きます。

ギターに限らず、楽器っていうのはメンテナンスが必要です。
調整さえすれば、自分の一生よりもギターは長生き。
「一生モノ」に値段はつけられないけど、
それを使い続けるにはお金が必要です。
アコギの場合、構造が単純なだけに、本体の問題が起きると、
その調整には結構な資金が必要になっちゃうわけです。

例えば6万円のギターに2万円のリペア代を
請求されると困っちゃう、よね?
調子の悪いまま使うのか、弾かなくなるってこと。

心情的には一生モノでも、ギターに対して後ろめたさが残るのです。

そう考えれば…
何年か我慢してバイトして貯金して、20万は用意したい。

「そんな金はねぇー」

わかる、わかるんだ。が、僕が後悔してるのがここなんだ。
何台も買い換えて、それどころじゃない金を使ってるのに、
一生モノが残ってない。

もう、時間だけは取り戻せないんだ。