ウラ情報はこう探れ！vol.1

ダイタイ……ギターのウラ情報というものは、
真実性に乏しいウワサがきわめて多い。

結局のところ、買う本人が判断しなければならない。
しかし、そういうウワサがあることを納得して買うのと、
後で聞かされるのでは、意味が違う。
高額なギターなら、なおさらだ。
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経験的に（そんなに経験ないんスけどね…）、楽器の
流通に詳しい人間、つまり楽器屋店員の情報は有益です。

だけど、彼らも商売ですから、わざわざ不利になるような
情報は話してくれません。これ、当然ね。
で、情報を引っこ抜く方法。（そんな大袈裟な）
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まず、自分が購入を予定しているギターをＡとしましょう。

Ａには、競合するメーカーや同価格帯、同サイズなどがあるはずです。
これを仮にＢとします。

ふつうなら
「Ａを買うつもりだが、Ｂも悩んでる」
といって、店員の情報を期待します。
が、これではほとんど有益な情報は入らない。

なぜなら、Ａに悪い噂があっても、わざわざ気分を害させる必要はない、
と商売人は判断するからです。こういった質問をする客は、
もう気持ちはＡに固まっていて、誰かに肩を押して欲しいだけ、
ということを店員は知っているのです。
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では、どうするか。

「Ｂを買うつもりだが、Ａも悩んでる」と切り出します。

店員は肩を押すつもりで、Ａのマイナス要素を挙げる可能性がある。

「ああ、Ａはかなりイイ。Ａのほうがお奨め」的な反応は、
真実味を持って薦めてる可能性が高い。
「Ａは××がいいけど、××はちょっと。Ｂは反対に…」的な
両方のメリット、デメリットを教えてくれる場合は、まずまず成功。
「いや～～、最近のＡは作りが粗くなってねぇ～～」的な反応は、
かなり参考材料になる。
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このお話、つ・づ・く。