アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるMartin D-28GE '99

イメージ 1

【2006.11.27現在】
別の書庫でも書いているが、僕は基本的にMartinの現行モデルにあまり良い印象を持っていない。Martinのすごさを認めていながら、しかし、1990年代以降のものには触手が動かされなくなった。特にD-28は本当にいいモデルだと思うし、一時は所有さえしていた。理由を至極簡単にいえば、音だけで驚かしてくれるギターではなくなった、ということに尽きる。

そんな僕が一目も二目も置いている機種がある。それがMartin D-28GEハカランダだ。

ご存じのように、「GE」とはGOLDEN ERA(黄金期)を表す名称で、1940年代のいわゆるプリ・ウォー期のモデルを再現したギターというわけである。GEシリーズは、特に木材の品質に気を配り、D-18やD-28の仕上がりの良さは、多くのファンを驚かせた。Martinが安定的供給が不可能なことから取り扱いを停止したブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)の、あの勇姿を最後まで留めていたのが、このD-28GEである。

僕がMartinの近年モノで一目を置くのは、GEシリーズとVシリーズのみである。異論もあるだろうが、それだけこのシリーズは別格であり、とりわけハカランダを使用したD-28は希少性に富んでいて、ファンを魅了する。

僕も魅了されてますが、なにか?

ホーボーズ
http://www.hobos-g.com/