アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

限定BREITLINGのオーバーホール

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10年ほど前に手に入れた腕時計をオーバーホールに出した。

ほんとうは「3年に1回」とか聞いていたんだけど、値段だってそれなりにかかるので10年経ってしまった。だってさ、オーバーホールって言っても「分解清掃」するだけでウン万円かかるんでっせ!。

男の趣味モノって「維持費が掛かる」のな、それも尋常じゃないほどの。

写真はブライトリング社のオールドナビタイマーといいまして、航空機パイロットが愛用する計算尺ベゼルを備えたスイス製腕時計。ところがタダのオールドナビタイマーではありません。

本機は「OLD NAVITIMER MECANIQUE SERIE SPECIALE」という限定品。

シリアルは250本中13●番で、文字盤と裏ケースに刻印がある。なにが「スペシャル」なのかというと、裏ケースが強化ガラスでスケスケの、通称「裏スケ」。(注!スケ=スケルトンの略で、スケスケの意味ではない)

ほんでもって、通常モデルは「自動巻」。自動巻は、大きな半円形の回転板が身体の動きでまわり、ネジが巻き上げられる。ところが裏スケにすると回転板が邪魔で、綺麗に中身が見えなくなってしまう。

そこで本機は、手巻き式の「コスモノート(短針が24時間で1周する宇宙飛行士用のモデル)」の中身を使っている。その結果、ご覧のようにスッケスケの美しさなのだ。

ま~パイロットじゃないし、計算尺はほとんど使わないし、裏が見えてどうというわけでもないんだけど、男はそういうものに憧れるンだよなぁ。。だって、綺麗やンなぁ、こまかいのって。

しっかしなぁ~、オーバーホールの料金は…どないするよ。


【追記】この記事にトラックバックを付けていただいているkou8638さんのブログ。ほんまにコアでいい!ほんでもって、良い時計がいっぱい。

で、この時計もなかなか珍しいって言ってもらって、なんか嬉しいです。

ブライトリング会員だと3万円というOH費用。僕の場合は…オークション落札なので、5万のOH代。革ベルトを新品にしようとしたら、尾錠は別売りだと言われて…合計7万弱でした。ギターのメンテは、もう少し安かったぞぉ。