アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になる【特別編】ハカランダ

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大仕事を午前中に片づけ、神保町からお茶の水へ向かった。

大学院生の頃、江戸時代の和装本を探して歩き回った思い出のある古本街。そして、社会人になってMartin D-28を購入した思い出の「クロサワ楽器Dr.Sound」に到着。店舗は移動してましたが。。。

偶然にも10/6~10/14の期間、ハカランダ・フェアなるものが開催されていた。

マーチンを中心に、コリングスやサンタクルーズのハカランダがずらりと並べられている。まさに圧巻。ざっと流し見て僕的に気になったのは、1960年製D-28(写真下)。リフレットやマーチン・クラックの修理跡はあるものの、なにかピンとくる物件だ。

店員さんと少しばかり話をして、その28(ニッパチ)を弾かせてもらった。ハカランダとは思えないほど軽い本体。乾いた木材からカリッとした輪郭、それでいて瑞々しい音が出る。弦高もばっちり、テンションも強すぎず、むしろ指に吸い付く感じ。ああ、やっぱりええですね。

そして、装飾がすんごいMartin Peacock Customも見せてもらった(写真上)。生産本数75万本を記念してマーティン社が非売品として発表したPeacockを基本にJapan Customとして特別にオーダーしたものだという。

ま~見事なインレイ。Webやチラシで紹介されている写真と比べると、本物はサウンドホール回りの仕様が異なっている。これ売り物?と訪ねたら、もちろんお売りしますよ、とのこと。え~~松江だったら土地付き一軒家が買えるやん。

見る価値有り。

クロサワ楽器Dr.Sound ハカランダ・フェア
http://www.kurosawagakki.com/sh_dr/07_10_jaca_fair.html