アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

伝説のライブ喫茶、なのだ。

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滅多にない福岡出張で、僕はどうしても行っておきたい場所があった。

『照和っていうこきたないフォーク喫茶で~』とは、長渕剛の初期の曲「男は女が必要さ」のフレーズ。そう、70年代に数々の有名ミュージシャンを輩出した伝説のライブ喫茶「照和@天神」である。

ここから巣立った蒼々たるメンバー。チューリップ、井上陽水甲斐バンド海援隊長渕剛陣内孝則。。。ま、陣内はどっちでもいいんですけど。笑)

場所は西鉄福岡駅のド真ん前、福田ビル地下1階。

なにせ最終日の移動前に行こうと思っていたのが、前日のもつ鍋食った後に通りかかって発見できるくらいわかりやすい場所にある。壁に貼られたポスターやLPジャケットにつられて入店した。

「こきたないフォーク喫茶」は「こきれいなライブ喫茶」になっていた。物腰の柔らかな兄さんが「すみません、8時までなんです」と、そろそろ閉店であることを告げる。あちゃー、あと10分かいな。

僕「すんません、コーヒー1杯で帰りますけん」

そしたら、兄さん嫌な顔一つせず、コーヒーでよろしいですね、いうて作り始めたがな。うわっ、マメから挽いてくれてるんか。悪いことしたなぁ~。

その間に貸し切り状態になった店のなかを観察。なんか初めての場所で「懐かしい」というのもおかしいが、ギター片手にどっぷり浸っていた頃の空気がそこにあるような気がした。いわゆるフォークからニューミュージックに変遷するあたりが僕的ど真ん中。

ごゆっくり、いうてコーヒー出してくれたがな。やさしいなぁ~。

あんまり好意に甘えてばかりもおられんので、8時5分に退店いたしました。地下からの階段を上りながら「武田鉄矢かぁ~、そういえば彼は福岡教育大学やったのぉ~」と口に出して、思い出した!

あ、僕、福岡初めてだと思っていたけど、福岡教育大学を受験してたわ。。笑)