アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

ギター遍歴16~押尾コータローにやられる~

13代目にして最愛の楽器OM2Hを手にして7年。
結婚したこともあって、新たなギターに触手が動くこともなく、
「人間」としての日々を歩み始めました。

雪国から出雲の国への引っ越しを経て、
僕の病気は完治したかに見えました。
病気の再発は、愛妻の一言から始まります。

嫁「押尾コータローのライブに行こうよ」

アルフィー坂崎のラジオにゲスト出演した押尾君の独奏、
ウルトラマン」や「ゲゲゲの鬼太郎」に
やられてしまった妻は、速攻でチケットを確保。

ええ、僕もやられましたよ。「戦場のメリークリスマス」に。
ライブから帰ってきて楽譜を手に入れ、ヨチヨチ歩きの練習。
フォーク系なら多少自信があった僕も、奏法の違いに戸惑います。
半年間ほぼ毎日練習して、なんとか自己満足程度にはなった。
次は…………ギターだろ。爆)

ヴィンなSJのボディをヒットするなんて、できません僕には。
オールドなJ45は、ハイフレットが微妙に音痴。
しかも、スケールが若干短いので、6弦をCまで落とすような
変則チューニングには不向きです。
J200はヒッティングの安定感や低音の重量感はあるけど、
1弦12f以上の音は詰まり気味で、伸びが足らず、
ソロの要のメロディ・ラインが立ちません。
OM2Hは、すごくいい。のですが、低音の響き方や
タッピング・ハーモニクスには、ボディ・サイズの限界がある。
「ポーン」という音よりも「バツバツ」っていう打音の
ほうが気になっちゃうんですな。ま、腕のせいもあるけどね。

で、たぶん最後のギター探しの旅に出たんです。
嫁「ギターの本数は、増やさないでね」
次の身売りは誰なのか、そして最後のギターは何?
待て次号!なんつって。