アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

ギター遍歴/全17話

ギター遍歴17~Collings D2H Baのこと~

ギター遍歴、最終話。です、たぶん。 ● 押尾コータローにやられた僕は、最後のギター探しに旅立ちます。 押尾君といえば、Grevenですな。 米国の個人製作家による高級ギターです。もちろん探しましたよ。 今から1年半前です。まだ、そこそこ出物はありまし…

ギター遍歴16~押尾コータローにやられる~

13代目にして最愛の楽器OM2Hを手にして7年。 結婚したこともあって、新たなギターに触手が動くこともなく、 「人間」としての日々を歩み始めました。 ● 雪国から出雲の国への引っ越しを経て、 僕の病気は完治したかに見えました。 病気の再発は、愛妻の一言…

ギター遍歴15~オークションってイイ!~

12代目のSJ、13代目Collingsは現在所有してるので 「ギターのはなし」でゆっくり綴っていきますので、ヨロ。 ● 当時のオークションは、面倒な手続きもなかったし、 手数料もなく、販売店が出品することもなかったので、 すごく平和でした。ネット人口が爆発…

ギター遍歴14~Collings OM2Hのこと~

新品購入のJ-45が、結局オールドのJ-45と入れ替わり、 バリバリ弾くのとはちと違う、ヴィンなSJが仲間入り。 ● もうこの頃の出入りが激しくて、よくわかんないので、 この時のアパートの状況おさらい。 Morris W-20、Takamine NTP-012BS、 Gibson J-200(1995…

ギター遍歴13~Gibson SJ (1955)のこと~

11代目J-45(1968)は、外見ボロボロ。けれども、音はことのほか良いのです。 同じ年代のJ50を試奏したこともあるけど、外見綺麗な極上品でも鳴りはイマイチ。 このとき、楽器は使ってやらなきゃダメだって、思いましたね。 ● オールドのGibsonって、新品とど…

ギター遍歴12~Gibson J45(1968)のこと~

世の中には、ヴィンテージ・ギターというものがあるらしい。 もう、ほんま、ええ加減にしときよ~。汗) 10代目のJ-200が、打ち止めのハズでした。 ● ヴィンテージって、今朝も小倉さんが言ってたけど、その定義って曖昧です。 アコギの場合、狭義には「プリ…

ギター遍歴11~Gibson J-200(1995)のこと~

9代目J-45を購入して1年。 ふらりと立ち寄った北陸の楽器屋さんにそれはありました。 ちょっと待てよ、あんたGibson嫌いなんじゃなかったっけ? ええ、アンチGibson。 自意識過剰な装飾が、「僕はセンスがありません」って 言ってるみたいでね。いちお、ビ…

ギター遍歴10~Gibson J-45のこと~

Takamineのプロトタイプは、小振りなカッタウェイで 友人の結婚式でも大活躍。大学時代のギターの師匠と競演した後、 彼のご自宅にお預けいたして早…げ、10年か。 なぜ、お預けしたか。 そうです、お察しのとおり、また買っちゃたからです。 ● 僕は2年半の…

ギター遍歴9~Martin D28のこと~

ギター専門誌を手にして知ったこと。 すでに7台のギターを手にしてたにも関わらず、である。 「米国様のギターは良いらしい」、 「木材によって音が変わるらしい」、 「まーちんとぎぶそんが王道らしい」。 ステレオタイプ(事実の如何に関わらず、一般的に…

ギター遍歴8~なんか来ちゃッたんですけど~

6代目のTakamine購入から2ヶ月後のある日。 宅急便がどでかい段ボール箱を届けに来た。身に覚えは全くない。 実家のオカンからの荷物は、決まってみかん箱だったし、 そもそも自家用車を持たない我が実家に、これほどの荷物を送る器量はない。 ● ギャンブ…

ギター遍歴7~Takmine NTP-012BSのこと~

5代目モーリスW-20は、マーチン社D-28のコピーモデルです。 70年代製造だったと記憶しています。当時のWシリーズの型番は、 定価を表しており、発売当時2万円の機種ということ。 これがなかなか良くできたギターで、低価格帯のギターとしては、 演奏性&耐…

ギター遍歴6~ギター無しの生活は~

4代目の12弦ギターは、遠く実家でお休みです。 そうさ、僕は遊ぶために進学したんじゃない。正しい大学院生になるんだもの。 ● いや、耐えられなかったんスよ。 ギターって、もう癖みたいなモンでね。中毒ですよ、ほんとに。 ● 最初の1年間は、院生室に…

ギター遍歴5~質屋はパラダイス~

同じ研究室の同級生も、いつしかギターを弾いておりました。 やっぱり、そうだろ、うんうん。わかるよ、君ぃ~~。みたいな。 驚いたのは、アピールしない彼が抱えておったそのギター。 「エレアコなのに生音がすげー。俺の愛機よりイイ!」 タカミネってい…

ギター遍歴4~プラスチックなアコギ~

世の中にはプラスチック製のギターなんてものがありましてね。 本来、木で作るものを樹脂で造っちゃう。 ● ポリエステル樹脂ってドロドロのペンキみたいなものに、 硬化剤を混ぜるとプラスチックみたいに固まるんですね。 それだけだと割れちゃいますから、…

ギター遍歴3~安いギターはアカン~

ふつ~ならギターな時期を過ごしてもおかしくない高校生の頃。 「俺はもう卒業したぜ」くらいの勢いで、バンドなんかも無視。 無理して入った進学校がつらくて、麻雀三昧のイケナイ日々。 尾崎豊の「卒業」なんかがBGMで、わかりやす~い。 ま、自分のテ…

アコギ遍歴2~アコギとクラギ~

アコギとクラギ(クラシック・ギター)て何が違うねん。 ご存じのとおり、弦の振動を木の箱で増幅して音がなるギター、 これを総称してアコギですな。 アコギのなかには、ナイロン弦を張るクラギと鉄弦を張るフォーク・ギターってのが あるわけです。でも、…

アコギ遍歴1~始まりはいつも、クラギ~

最近、今まで手にしたギターを数えられなくなって、 そんなら覚えてるうちに書き留めておこうと。 現有のCollingsやGibsonも写真付きでおいおい載っけていこうかな。 で、ブログ初心者なんで、ギター遍歴とその思い出ぐらいでお茶を濁してみますんで。 ● 中…