アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるKeyKord 4弦テナーギター

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【2006.11.8現在】
中古物件をみていると、毎日のように新規物件があるけど「これっ!」というのはなかなか見つからないものですね。そんななかで気になった物件はこちら。

KeyKord 4弦テナーギター 1930頃

何が気になるって、このネックに収まっている「装置」を見よ! どうぞ僕よ、これどうぞ~!(讃岐弁で「どうよ君!すごいだろ!」ほどの意)すんません、興奮しすぎました。

この装置には21のコードを記したボタンが付いていて、そのボタンひとつでコードを押弦してくれる、というもののようです。つまりは……大正琴。こんなギターが1930年代にあったなんて驚きですね。このルックスをみると、現代美術アーティスト「明和電機」の作品を思い出します。そういえば「明和電機」の作品にもピアノでギターを操作する「ギターラ」なる押弦装置付きギターがありました。

このギター、単なる色物でもなさそうです。ビンテージ・ギター界で知らぬ者はいないジョージ・グルーンが編んだ“Acoustic Guitars and Other Fretted Instruments” に掲載されているものと同型のモデルとのこと。お父さん、お一ついかが?

アップルギターズ
http://www.nlex.jp/applegt/