アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

オークションのギターvol.2

そもそも、オークションでの適正価格ってどのくらい?

現行機種の中古物件の場合。

■ 仮に定価40万(メーカー設定価格)の新品とすると、
↓ 店頭表示価格36~38万
↓ 販売価格33~37万(値引率による)前所有者の出費分。

(前所有者が2~3年使用した現行品のUSEDになる。)

↓ 買取価格14~16万程度(状態による)
↓ 中古楽器屋の店頭表示価格22~28万(調整の有無による)
↓ 中古楽器屋の販売価格20~27万(値引率、下取り有無による)

と、仮定しましょう。

出品者は、中古楽器屋での買い取り価格「以上」で
落札されればお得なわけですから、
そのあたりが「開始価格」として妥当な設定です。

落札者は、中古楽器屋の実質販売価格「以下」で落札できれば
良いのですが、保証が付かない、現物を確認できない、
最低限の調整すらされていない等の条件から考えると、
それよりもさらに安くないと「お損」です。

ですから、現行機種として入手可能なギターを
定価の1/2以上から開始している出品は、
問答無用でスルーです。

また、知ってか知らずか、冒頭のような価格の変動を
考慮せず、中古楽器屋での販売価格を見て、
同じような落札価格を設定しているものも、
相手にするだけ無駄だといえます。

世の中の仕組みがわかっていない輩(ヤカラ)は、
2年前に買ったんだから、せめてこのくらいは
取り戻したい、と考えます。

そういった出品者には、関わらない方がよいですよ~。