アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

池中玄太80キロはショックなのだ。

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「なぁんこぅぉお~~さぁぁああん」

どのくらいの年代まで通じるのかわからんが、「池中玄太80キロ」という日テレ系のホームドラマがあった。西田敏行扮する通信社カメラマンが3人娘を持つ女性と結婚。その直後、妻が死んでしまい、残された4人の家族は…。

という内容で、長女役杉田かおるが歌う「鳥の詩」や西田の「もしもピアノが弾けたなら」の大ヒットで、どれほど人気があったドラマなのか推察できよう。なにせ西田敏行がほんまに汚い中年親父を演じるのである。ほんでもって、タイトルの「80キロ」は池中玄太の体重という設定で、のちに制作されたスペシャル版では「池中玄太83キロ」のようにちょっと増えていたりする。

あの玄太と同じ体重になってしまったのである。この正月に。

なんぼ食べても65キロを越えられなかった痩せすぎ体質の僕が、である。禁煙7ヶ月に突入してこんなことになった。ウエストは驚異の1メートルに手が届く。去年は禁煙の年であった。今年はダイエットの年になりそうである。

まず、体重計を買って、グラフをつけはじめた。晩ご飯のお酒は止めたくないので、米を食べないことにした。今までは一生懸命作ってくれた妻に悪いと思って、残さず食べていた料理も腹がふくれたら残すことにした。

「痩せすぎ」だの「ガリガリ」だのと呼ばれるとショックを感じていた僕は、「肥満!」といわれてもさしてピンとこない。むしろ、ちょっとだけ嬉しくて、腹のでっぱりを見せびらかしたくなる。

だがな、「デブ!」って言われたくないぞ、楠公さん。

楠公さん=長門裕之扮する通信社デスク・楠木(楠公さん)。玄太とは喧嘩が絶えないが、本当は互いに理解し信頼している。玄太は「なぁんこぅぉお~~さぁぁああん」とごじゃごじゃな顔をして叫ぶ。