アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

化調雑記なのだ。

今日の昼食は醤油らあめんだった。

いつもなら替え玉といくところだが、ダイエット中につき断念。午後6時からの会議に腹が鳴ったりしないだろうか。

それはさておき、最近のお気に入りのラーメン屋での昼食だったのだが、「あの店そんなに美味しいと思わない」という職場の女性陣の話を聞いた。僕は逆にこの界隈では5本の指に入る店だと思っている。

そんなわけで、その人たちがどんなラーメンが好きなのか訊ねたら、どうも化学調味料をたっぷり使ったラーメン屋の名前ばかりがあがってくるのである。

僕は、化学調味料を否定しない。

このご時世に、例えば一杯400円のラーメンで無化調なんて期待するほうが無茶だし、毎日の昼食に700円前後のラーメンは重すぎる出費だ。化学調味料の味しかしない…などというラーメンは次から行かなきゃいいわけで、ちゃんと値段と味とバランスがとれていれば、化学調味料も悪くないと僕はつねづね主張している。

ところが、どうだ。

真面目にスープをとって、なるべく化学調味料を使わないようにしているラーメン屋の味が、「うまみに欠ける」と言われてしまう。化学調味料肯定派の僕としては複雑な気分である。

考えてみれば、この島根県松江市のラーメン屋、主流になっているのは他県からのチェーンやフランチャイズのラーメン店で、当然ながら化学調味料で旨みをおぎなう味となっている。個人営業のラーメン屋は、昔からある店が息長く頑張っていて、そういう店の多くはやはり化調で味を組み立てている。

最近やっと魚介系スープやWスープを売りにする個人営業の専門店が現れ始めた。

そういう店は、県外出身者やラーメン好きに人気が高いのだが、県内出身者の評判は芳しくない。化学調味料は悪くないが、化調に頼らない味も認められないようではイカン。

化学調味料をアタマから批判するヤツは、喝じゃ!

無化調の旨味がわからんヤツは、バツじゃ!