アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

白飯弁当の思い出なのだ。

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メタボリックな僕のダイエットは10日を経過した。

少しだけ右下がりだったグラフも、土日の外食で元通り。仕方がないから3日間、昔みたいに昼食を食べないでいたら、一気に2キロ以上減になった。けど、喰ったら戻るんだろうな。しばらく、この体重を維持して馴染ませようと思う。

いつものようにコンビニに立ち寄って、微糖の缶コーヒーを「無糖」に変えて職場に向かっていると、ジュースすら買えないほど貧乏だった大学生の頃を思い出した。

仕送りまで六日残っているのに、銀行にも財布にも千円札が一枚なんてこともあって。喰うモノがないから「ベビースターラーメン」の小袋がつながったヤツ? あれ買ってきて湯をかけてラーメンにするのな。だけど、麺が短いから。「さばさばさば」って喰うから。

で、それを見てた自宅生の後輩(←女の子)が「白飯だけでよかったら持ってきますよ」て言ってくれた。僕は今でも「桃屋のザーサイ」が大好きだ。タッパーに詰まった白飯弁当をザーサイで食べる。ザーサイは研究室の冷蔵庫に保管。これで七食分くらいはまかなえるのだ。

ところが、である。(←マタキター)

四,五日目に突然おかずタッパー付の豪勢な弁当を手渡された。「先輩、弁当は今日で最後ですから」の言葉と共に。え~と、わたくし、なにか失礼なことをしでかしたのでしょうか? どうみても不機嫌な後輩の友人が、本人に変わって顛末を教えてくれた。

なんでも…毎日いそいそと白いごはんをタッパーに詰めるのを目撃した後輩の母親が、彼氏が出来たのだと思い込み、「ごはんだけとは愛想のない娘だこと」くらいの勢いで舞い上がった末、早朝にはおかず付弁当が二人分用意してあった…という。

本人の不機嫌さから察するに、そのことで朝から母親と喧嘩したことは間違いない。

ま、本人にしてみれば「行き倒れの青年を見過ごせず、一晩泊めて進ぜようとしたところ、宿屋の女中が気をまわして、一つの布団に枕が二つおいてあった」くらい怒り心頭だったんだろうが。

すいませんねぇ、わたくしのせいで。にしても、僕は白飯だけで良かったんですけど、細く永く。

それから考えたら、ほんまに恵まれた生活を送ってます。