古いモノは高いのか?vol.3
特殊な仕様でない限り、70年以降のギターは古くなれば安くなる。
売ることを考えている方にとっては残念なことです。
購入する方にとっては、このあたりに秘策がありそうですよ。
●
例えば、50~60年代製造でも、市場が確立していないギターなら、
狙い目になるでしょう。状態が良ければ、手頃な値段で枯れた
味わいのギターを手に入れることができます。
要は「投資」を目的とせず、「音」を重視するという方向です。
●
現在、一時のヴィンテージ・ブームを経て、MartinやGibsonは
価格が高騰してしまいました。けれども実際は、国内でヨコに
移動しているだけで、ブームの時のように海外から
どんどん仕入れるといったことは、ほとんどおこなわれていません。
つまり、需要=供給のバランスが取れてしまっているのです。
本来なら価格が下がってもおかしくないのですが、一度上げて
しまった相場観を破壊することはできません。価格を下げることは
所有者にとっても中古楽器屋にとっても好ましくないからです。
このような現状で上記のオールド&ヴィンテージは、
決してギターに見合った価格ではなくなっている、と考えて
差し支えないと思います。
●
70年代以降のMartinやGibsonブランドの上位機種を狙うのもアリです。
値段が上がらないのは、「木材が違う」とか「ブランド化が進み
効率を重視するようになった」とか「企業買収に絡むデザインの変更」など
さまざまなことが要因となっているようです。
そういったことをご自分で判断されれば、
良いものを手にできる可能性は高いと思います。
●
僕がお奨めするのは、90年代製造の比較的新しい高額ギターです。
定価60万とか90万といったビックリするような高額なものも、
半額程度で手にできるのがこのあたりです。
そりゃ、半額でも高いですよ。そのかわりギターの実質的な
価値から考えれば、かなりお得ではないでしょうか。
売ることを考えている方にとっては残念なことです。
購入する方にとっては、このあたりに秘策がありそうですよ。
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例えば、50~60年代製造でも、市場が確立していないギターなら、
狙い目になるでしょう。状態が良ければ、手頃な値段で枯れた
味わいのギターを手に入れることができます。
要は「投資」を目的とせず、「音」を重視するという方向です。
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現在、一時のヴィンテージ・ブームを経て、MartinやGibsonは
価格が高騰してしまいました。けれども実際は、国内でヨコに
移動しているだけで、ブームの時のように海外から
どんどん仕入れるといったことは、ほとんどおこなわれていません。
つまり、需要=供給のバランスが取れてしまっているのです。
本来なら価格が下がってもおかしくないのですが、一度上げて
しまった相場観を破壊することはできません。価格を下げることは
所有者にとっても中古楽器屋にとっても好ましくないからです。
このような現状で上記のオールド&ヴィンテージは、
決してギターに見合った価格ではなくなっている、と考えて
差し支えないと思います。
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70年代以降のMartinやGibsonブランドの上位機種を狙うのもアリです。
値段が上がらないのは、「木材が違う」とか「ブランド化が進み
効率を重視するようになった」とか「企業買収に絡むデザインの変更」など
さまざまなことが要因となっているようです。
そういったことをご自分で判断されれば、
良いものを手にできる可能性は高いと思います。
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僕がお奨めするのは、90年代製造の比較的新しい高額ギターです。
定価60万とか90万といったビックリするような高額なものも、
半額程度で手にできるのがこのあたりです。
そりゃ、半額でも高いですよ。そのかわりギターの実質的な
価値から考えれば、かなりお得ではないでしょうか。