アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

長田in香の香と山下うどん

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長期の夏休みを利用して毎度おなじみの香川県に帰省。

いわずもがな讃岐うどんをたらふく食べてきたので、数回に分けてご報告。瀬戸大橋を渡って最初の店は、釜揚げうどんで有名な「長田in香の香@善通寺市」を訪れた。

夫婦で釜揚げうどん小(250円)を二つ申告し、年季の入った木札をもらう。店内は満席で行き場に困っていたところ、「奥の間」に通される。名物の大きな徳利に入ったつけだしが先に出てきた。

このつけだしがめっぽう美味い。

イリコと昆布の風味が豊か。チョビチョビと味見をしていると全部飲んでしまいそうだ。しばらくして丼の湯に泳がせた釜揚げうどん登場。つけだしを追加して写真を一枚。おっと、麺も美味い。さすがです。釜揚げってこんなに美味しいんだ、と新たな発見。大にしておけば良かったな…。

1件目で小にしたのは、当然2件目を考えていたから。

その足で移動した次なる店は、ぶっかけ発祥を謳う人気店「山下うどん@善通寺」。今年の正月帰省の際、山下でぶっかけを食べるつもりが道中の「中村うどん@丸亀市」に寄ってしまい、食べずじまいになっていたのが気がかりだった。

駐車場もいっぱいで店内も客でごった返しているが、回転が速く、すぐ座れた。妻がぶっかけ小で、僕はざる大。店内の様子をながめる暇もなく、うどんが出てくる。

…すごい麺。

写真じゃ分かりにくいが、今までに見たどの麺よりも「剛」である。一気に頬張ると「ぎょっ」となりそうで恐い。しばらく観察して、慎重にすすった。

あたりや@高松市も堅いくらいのコシだが、それをも上回る固コシ。美味い。美味いんだけど、勢い先行というか荒いというか…。考えてみれば、1件目の長田in香の香は、どちらかと言えば繊細で中性的な印象のうどんだから、そのあとにこのうどんがくるとその違いが歴然。

荒くれ者のおっさんが突進してくるようなうどん。すごいぜ、山下。