アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

たも屋のちくわ天、最高!

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長田in香の香、山下うどんと初日から飛ばした感のある高松への帰省。

初日の夜は、高松市内で友人夫妻と飲み倒したので、朝ご飯はパス。完璧休日モードでパチンコ屋に出陣するも、出す気ゼロの雰囲気に意気消沈。入店30分で見切りをつける。

さて、うどんかな。

こういうときに気負いなくパパッと行けるマイフェイバリットなうどん屋が「たも屋@朝日新町」。TVチャンピオンに讃岐代表で出場した店だ。(2003年1月9日放送、空前のシコシコブーム名産地対抗全国うどん職人選手権)結果は惜しくも優勝をのがしてしまったんだが、僕は軽く感動した。

決勝ラウンドは、讃岐うどんのほか、秋田の稲庭うどん、埼玉の加須うどん、長崎の五島うどん。東京・JR亀有駅前のリリオパークで、うどんの一日売り上げを競った。他店が鴨南蛮やちゃんぽんうどんといった飛び道具で客単価を上げる。

進行の中村有志に「なにか客単価を上げる新メニューを」と促されるが、たも屋店主の黒川保さんは「生活のうどんが讃岐うどんですから」と頑として譲らず、結果的に中間集計でリタイヤ。

リタイヤ後も並んでくれたお客さんには最後までうどんを提供したいと作り続けていた。事実、売り上げは他店に負けたものの、客の数やうどんの玉数だけならダントツの1位だった。

そういったこともあって、この店が大好きなのである。

かけ2玉とちくわ天を食べた(写真左上)。実は4日目の朝、開店間もない7時頃にも訪れて、かけ1玉(冷たいだし)とちくわ天を食べた(写真右上)。ここでの冷たいだしは初めてだけど、おいしいですね。

ここの温かいうどんは、かけにせよ釜玉にせよ、ポンポンっとした軽快な麺なんだが、冷たい麺は適度に重量感があっていい感じでコシも十分。

僕的にはタイミング良ければ出来たてが食べられる「ちくわ天」が最高。いろいろ食べてみたけど、ちくわ天はどの店よりも「たも屋」がおいしい。パリッとした歯ごたえ、ちくわのほのかな甘みと絶妙な塩加減。しあわせである。

店を出て、造船所の大型船を見上げるのも良し、瀬戸内海の潮の香りで深呼吸するのもまた良し。いい時間だな~~と、つくづく感じるのでした。まる。