アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるTHREE-S TG-035 '70

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【2008,3.10現在】
70年代に良質な和製ギターを造っていた鈴木バイオリンのブランド、THREE-S。そのなかでもマーチン00(ダブルオー)サイズのコピーモデルはファンがとても多い。

そこまでギターに詳しくなくても、あの「たま」が使っていたメーカーだと聞けばピンと来るでしょう。

1989年から1990年にかけてTBS系土曜深夜に放送された『三宅裕司いかすバンド天国』。グランドイカ天キングになった名物バンドのなかでも「たま」は特に印象深いですね。

楽曲「オゾンのダンス」でボーカルを務める柳原幼一郎さんの抱えるギターは、THREE-SのNY-350。画像でみた感じでは本物件TG-035とほとんど一緒ですが、NY-350は1フレットにインレイがあるけどTG-035にはないのが確認できます。

ボディバランスもNY-350の資料をみるとTG-035とは微妙に違っているようです。

楽曲「らんちう」でボーカルを務める(「たま」は楽曲をつくった人がボーカルを務める)知久寿焼くんの抱えるギター。ThreeS Troubadour 77年のカタログによると、知久くんのギターはTN-005だと思われます。

そのものズバリではないけれど、隠れたジャパンビンテージが12万ちょっとで手にはいるなら申し分ないでしょう。ちなみに77年の新品定価は35,000円でした。


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