フレットの打ち換え【その2】
これが完了したフレットと指板の状況です。
フレットがピッカピカ~~~。楽器屋で確認するとき、あまりにもフレットと指板が綺麗になっているモンだから、ボディの塗装の曇りが逆に目立ってました。あんまり塗装はいじりたくないけど、バフかけてもよかったな。
弦高は以前に比べると高く調整してあります。ローコードを押さえると「あ~最初はこんな感じだったな」と、テンション感を思い出しました。ハリの強い感じが戻っています。
さて肝心の音ですが、サステインが伸びたのは明らかにわかります。これはナット交換の威力でしょうね。
それから、同じく押尾君の「オーロラ」だっけ?2弦7フレを左小指で押弦するところも、シャープしやすくて安定しないんですが、そういったフレットがらみの不満は解消されました。
なにかしらギターにダメージがあると嫌だな~と思っていたのですが、音の響きには全く問題はなく、サステインの向上と音程が安定して打ち換えをお願いしたのは正解だったようです。
楽器屋のお兄さんいわく「バランスも良くて、こんなに鳴ってるギターって久しぶりに見ますよ」、「最初からこんな感じだったのか、鳴りが変わったのか聞きたくて。。。」と。
でかい音量とメリハリが効いた感じでバランスが良いのは最初から。温かい木の音のニュアンスと、倍音が箱のなかで舞うような感じは製造後8年くらいから。。。。と答えると「8年」に驚いてました。
調整も済んだし、またこれから10年はいい音で鳴ってもらおうと思います。