アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

横溝正史研究、創刊なのだ。

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こりゃまたブログの趣旨には全く関係のない話題で恐縮です。。。。

横溝正史といえば、僕ら四〇代の男性にとってはトラウマになっておる推理小説作家でございます。

小学生のころに70年代後半の金田一ブームを体験した僕らにとって、耽美的世界を教えてくれた横溝正史は神です。

んで、横溝正史作品といえば、やっぱり角川文庫、通称「緑三〇四」といわれるオドロオドロしたイラストがカバーを飾るバージョンが思い当たりますね。残念ながら、中古で手に入れるしかありませんが。。。

このイラストを制作された杉本一文さんも僕世代にとって神です、間違いなく。

その杉本さんにあることで連絡をとらせてもらったのですが、そのときに「横溝正史の研究書が近々創刊されますよ。私も原画を提供してますよ」と教えて頂きました。

さっそくアマゾンで注文したんですが、予約殺到でえらいこと待たされました。

手に入れてビックリ。なぜなら横溝正史直筆の『悪霊島』取材ノートに、僕の祖父の名前が載っているんです。祖父は岡山県のある漁村で神社の神主をやっていました。

映画『悪霊島』のロケ地にもなっているんですが、まさか横溝正史が直々に取材しているとは驚きました。

研究書というだけあって中身はほんとにディープですが、次回が待ち遠しい内容ですよ。


横溝正史研究』創刊号
江藤茂博・山口直孝浜田知明 編
予価:2,520円(本体2,400円+税)
A5判/並製/256頁
ISBN978-4-900901-95-7