アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

湿度管理あれこれvol.2

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湿度管理するためには、やはり湿度計は欠かせません。
数字を見ると気になって仕方がないというひともいるでしょうが、
それならそもそも湿度を気にしないほうが良いわけで、
インテリアがてらしっかりした湿度計を一つ手に入れるのも楽しいです。

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湿度計を手に入れると、この時期、だいたい60~70%って数値が出ているわけで、
ギターにとっては心配な状態です。次のステップとして「除湿」を考えます。

お手軽な湿度管理といえば、除湿剤です。除湿剤にもいろいろあって面白い。

スーパーなどで買い求められる除湿剤、水取ゾウさんの類。
この手の除湿剤は吸収に時間がかかり、容量も少ないのが欠点です。
押し入れなどの箱空間、空気の流れが遮断されている場所には効果があります。
普通の部屋では、空気の出入りが激しくて吸収が追いつきません。気安め程度の効果です。
ですから、押し入れにしまっているギターケースのために使うのが良いでしょう。

おせんべいの袋に入っているようなシリカゲル系の除湿剤。
これもギターケース内部に入れて効果があるもので、ケースで保管する人には良いかもしれません。
けれども、梅雨時期はなるべく風通しの良い場所に置いたほうがマシなわけで、
ケースで保管する方が怖いかもしれませんよ。
シリカゲル系の除湿剤は、吸えるだけ吸ってしまいますから乾燥にも注意が必要。
なので、僕は一回使って止めました。

ギター専用の吸放出系の除湿剤(というか保湿剤)。
前もって水分を含ませておいてギターケースに入れておくタイプや、
サウンドホールから突っ込んでおくタイプがあります。
乾燥状態になると水分を放出し、高湿度状態になると水分を吸収するといいます。

冬場の乾燥状態には有効だと思います。楽器屋さんが顧客のために暖房をやむを得ず使用し、
乾燥状態になった店内で加湿器と併用している場合があります。

けれども、梅雨時期の高湿度状態では「暖簾に腕押し」ですかねぇ。
これらの商品は輸入物が多く、日本の梅雨には対応できないんだと思います。

いろいろ試みて、以上の除湿剤はほとんど意味を成しませんでした。
水槽のような僕のアパートでは。

で、除湿器の登場というわけです。