アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

超人気店の平日,がもう。

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平日に休暇を取って,香川に行ってきたんである。

目的は高松市美術館エヴァンゲリオン展」。これは東京松屋で開催された巡回展で,会場レイアウトやポスターなどのデザインを超売れっ子デザイナー祖父江慎が担当。これがどうしても見たかったのである。

香川帰省となれば「うどん」ですね。

高松に帰省するのは,盆と正月,ゴールデンウィークのように大型連休に引っかけるから,どうしても行列のできる人気のうどん屋には足が向かない。今回は平日ですからね。行くしかないでしょ。

というわけで,選んだのは「がもううどん@坂出市加茂町」,行列必死の人気店である。

初めて訪れたのは平成11年頃。当時のお店の前には駐車場はなく,五色台と田んぼを見ながらうどんを食べる,野趣あふるるお店だったのである。

とんと御無沙汰して平成23年に再訪し,その変わらぬ美味さに驚き,お代わりしようとしたタイミングで団体さんが到着したため,後ろ髪を引かれながら泣く泣く島根に帰ったお店。

平日の朝10時,店前には三名ほどの列。

油断かましてノウノウと駐車場にクルマを停めていると,ひっきりなしに人が並んでいる。このお店はオンボロな見かけによらず,客さばきと製造能力は超優秀だから,このくらいの並びはあっという間。

店に入ると,玉数と温めるか否かを告げます。

今回は「小の熱いんと小のそのまま,二杯頂戴」と告げ,おばちゃんに400円(小150円×2+あげ100円)を渡す。冷たい出汁はタンクから蛇口を開き,熱いだしは寸胴から。

外の縁台に腰掛け,ずるっといく。。。うんまい。やっぱり,うんまい。

僕は他の店では揚げは取りませんから。このお店の熱いかけ出しと薄くて大きなお揚げの相性が抜群なのである。熱い麺はクニュクニュ,つるつるだが,冷たいのはグニッとコシを感じさせる。

香川県下700軒のうち,5本の指に入る店はさすがの一言である。