シメのラーメン,ちくてい。
毎年,この時期は定期印刷物の編集なんかが重なって忙しいのですが,その他の仕事が同時並行で進んでいて,ブログ更新もままならないことになってます。
で,5月中旬のお話し。
東京在住の同級生が仕事で松江に来るってんで,飲み会やりました。二人とも実家のある岡山県から離れてますから,前回会ったのが7年前。急逝した友達の初盆でした。
同級生というのは凄いもので,こんなに久々なのに「あのころ」の空気を取り戻して話ができる。消息が気になっていた友達の現在が分かったり,そいつと電話で話したりできて,それは楽しい夜でした。
さて,したたかに酔っ払ってシメのラーメン。
そこで気になっていた夜営業の「ちくてい@松江市東本町」に行ってきました。このお店は松江の昔ながらのラーメンを出すことで知られています。同行の友人は「旅系」の仕事をしているもので,関東風に仕上がったラーメンより,土地のラーメンが良かろうという選択です。
動物系出汁を化調で整えた昔ながらのラーメンは,県外者からすると結構めずらしい。過当競争にある関東のラーメンを食べ慣れていると,薄っぺらで貧相なラーメンではある。もう,僕はこれも美味しいと思うようになりましたけどね。
こういう土地のラーメンは恥ずかしがらずに「売り」にすべきですよね。年季の入ったドンブリも良い。いや,同じ「松江の昔ながら」を出す系統の中でも,美味しいらーめんでした。出張で松江に来た人にはお奨めですよ。
ザッと食って満足!ホテルまで送って,再会を誓いました。