おでんがマスト、三代目徳平。
松江しんじ湖温泉駅近くの、市役所の職員やサラリーマンが常連だった小さな食堂が前身。夜はそんな常連が一杯引っかけて、早い最終電車で出雲方面へ帰宅する。おでんが名物でメニュー豊富な食堂だった。
徳平食堂は、昔ながらのなかでも一風変わったラーメンで人気だった。最近、店舗をお洒落に改装し、メニューもラーメンとおでんを主体に絞り、リニューアルした。「三代目徳平@松江市中原町」である。
一度、食堂時代にいった記憶を頼りに向かったのだが見つけられず、丁寧に地図を確認してようやく発見。お洒落に変わりすぎて、店の前を通過してたw。
食堂時代の人気メニューが全て味わえる「おでん半チャンラーメンセット950円(税別)」を注文。おでんは7種類から選べるが、人気の牛すじやだいこんは別になるので注意。和辛子があう、不思議な味噌おでんは本当に美味しい。この店に来たらおでんはマストです。
夜は飲める居酒屋になるようなので、これは是非行ってみたい!
注目の自家製麺、こちょうらん はなれ屋 晴れのち鶏。
コロナの影響で松江市内のラーメン屋さんも苦境に立たされていますが、実はその数ヶ月前から取り上げたい店があったんです。それが「こちょうらん はなれ屋 晴れのち鶏@松江市学園南」。
んー、とりあえず一言言っておく。正式な店名が長いんじゃーこいつ。正しい情報を伝えたい一ブロガーには面倒臭い長さである。
とりあえず、一つ小言を入れて置いてですね。松江市内で今、一番面白い店だと思っておりますw。それはつけ麺の「麺」です。
「新和歌山ラーメンばり馬」のフランチャイジーからメニューそのまんまで立ち上げた「濃超乱」がどういう経緯の店なんかよくわからんのですがね、そこから鶏出汁と自家製麺にこだわったプライベートブランドがこのお店なんですよ。
当初は夜だけの営業を謳ってたんですが、現在はお昼営業を普通にされております。
で、なにが一番面白いかというと、とにかく自家製麺の利点を活かして調整を続けてる。太めのもちもちちぢれ麺から、プツプツっとしたちぢれに移行。これはいい麺だと思ったのがコロナ前だったんだけどね、僕が気になってたのは麺の量。
元々、学園の「濃超乱」も大盛はしっかり大盛にする傾向があって、こちらのつけ麺は普通で300g。学生とデブは喜ぶが、カロリー気にするオッサンと女性には、ちょっと多すぎますぜ。
憎いね、そこも調整して来た。
ちゃんと麺のサイズ感も掴んで、完成形に近いつけ麺になってんじゃないの!
このねじれちぢれで腰のあるプツッとした麺は、今のところ、山陰ではここでしか食べられないです。
絶賛、応援中!
絶品ハモ天、おうどん瀬戸晴れ。
妻の実家から徒歩8分程度の近所に、有名店「もり家」から独立した人気店「おうどん瀬戸晴れ@高松市新田町」があります。妻は一人で帰省したおり、すでに訪問して、その美味さを堪能している。
いつでも訪問できる距離ということもあって余裕かましてたら、あれよあれよという間に行列のできる人気店になってしまった。食べログでは高松市内のうどん店第二位になっとります(2020年4月現在)。これはやばいと2019年秋の帰省に合わせて訪れてみたら、臨時休業にぶつかってしまい、お預けを食っていました。
で、朝9時の開店に合わせて行ってきましたよ。朝食にはやや遅く、昼食には早すぎるという微妙な開店時間ゆえ、平日の朝は駐車場もゆったりと使えます。「もり家」と同じ一般店なので、注文後にうどんを茹で、天ぷらを揚げてくれます。
さて、注文したのはぶっかけ冷の中(1.5玉490円)、シュッとした綺麗な麺です。やや硬コシの食べやすさは「もり家」ゆずり。
そして、店の売りは年中食べられるこのハモ天(300円)。ハモは京料理の代表格として知られていますが、さばいて骨切りをしなければならないので、職人泣かせの夏の味覚。うどん屋さんではまず見かけません。こちらでは、小豆島で養殖したハモをさばいた状態で入荷できるらしく、美味しい天ぷらが年中食べられます。ほくほくした身に、大葉のすがすがしさ。これは贅沢!
妻が注文した釜玉をちょっと食べさせてもらったんですがね、表面が吸い付くような弾力とアルデンテのコシが絶品でした。麺の状態はぶっかけよりも好印象です。これからの帰省時、ちょっとゆったり準備して朝うどんにちょうど良いお店になりそうです。
9時38分の肉うどん、植田うどん。
巷はコロナで大騒ぎのお彼岸、どうしても見ておきたい美術展のために香川へ行ってきました。
久しぶりに商店街に駐車しますから、目当てのうどんも高松市美術館の近辺で探しますよ!
そこでピンッときた未訪のお店は「植田うどん@高松市片原町」です。目の前が家庭裁判所というなかなかの立地。時間にうるさい裁判官や検察官、弁護士が相手なのか、店の開店時間が「9時38分」という律儀な設定。
9時30分開店が遅れたら、来店した裁判官に「訴えてやる!」とか言われちゃったんでしょうかw。
さて、勢いお勧めの肉うどん2玉を注文。麺をテボで温め、肉とネギを乗せ、たっぷりの出汁をかけてくれます。これは美味そう!
「香川本鷹」の一味唐辛子をやや多めにかけて頂きますよ。かーーーうまい!
肉そのものは甘すぎず出汁に旨味がプラスされます。ああ、肉うどんは久しぶりだけど、これは毎日食べられるおいしさ。やや細めで腰のある麺もばっちし。おにぎりも合いそうですが、そこは我慢。
うどんでコロナを吹き飛ばせ!
2020年元日うどん、さか枝春日店。
明けましておめでとうございます。
ということで、元日に移動して香川入り。さすがに1日から営業している店は少ないのですが、下調べはバッチリ。「さか枝春日店@高松市春日町」です。
自分で麺を温め、出汁を注ぐフルセルフのお店。ちくわ天をチョイスするつもりでいたら、「揚げたて生ちくわ100円」の札を発見。これをとって会計すると、揚げたてを席に持ってきてくれます。
ちくわは丸々一本の大サービス。チキンカツにはテーブルのウスターソースをかけて頂きますよ。
食べ終わる頃には、店の外にも立ち待ちの客。数少ない営業店にうどん難民が集まるうどん県の元旦。
ちなみに年末年始、地元のスーパーマルナカでは、山ほどのうどんを売ってる。うどんの消費量ダントツ日本一も納得。笑)
今年も宜しくお願いします。
二郎インスパイアの塩らぁめん、現進。
今年の8月末に開店して人気の「めん家 現進@松江市学園」です。ブルゾンちえみが学生時代に通ったという「浜ちゃん食堂」の2階。店に入ると右手の券売機で食券を購入し、満席ならその先の腰掛けに一列になって待ちます。お昼ど真ん中なら、ほぼ待つことになる人気のお店。
二郎インスパイア系の「今を粋ろ島大前店」が突然閉店し、その大将が厨房に立っているので、ファンがそのまま移動している感じ。市内には二郎っぽいラーメンを出す店が他にないから、そういった大食い需要を一気にかっさらっている様子です。
主な客層が男子学生で安定している点でも珍しい。麺の量が150g、200g、300gと選べる満足感。野菜を増していくチャレンジ精神をくすぐるシステム。野菜を山ほど食って、尋常じゃないアブラを摂取している罪悪感を薄める不思議。学生にとって分かりやすい脂中心の旨み構成。同じ値段なら学生はこちらを選べ!という、振り切った方針。そこまでやると、学生客がちゃんと並ぶんですね。
しっかり天地返ししてチャーシューをスープで温めると、食べ進める頃にはホロホロに柔らかいお肉がいただけるのも魅力。僕は50歳を超えて健康に気を使うようになりましたんで、麺の量は150g。野菜2倍、あぶら少なめ、からめをコール。平打ちのパスタのような剛麺は、やみつきになりますよ。