アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

初心者の値引き交渉3

消費者は、かしこい。
店員の心理を突いてこそ、良い買い物ができる。
かも、しんない。

【モデルケース3】抱き合わせる
問題は、そこそこの値段が付いていて、
後々必要になるようなものがわかってる場合。
例えば、ギターを肩からかけるストラップ、
音叉の代わりにチューナー、ソフトケースならハードなケース。
こういったものは、単体の商品として売れるものだから、
オマケにはしてくれん。当たり前。

店員としてはさ、商品が同時にさばけたほうが良いわけよ。
だから、ギター本体でそこそこの利益が出れば、
一緒に買っていったものが仕入れ値スレスレでも、
商品の回転があるほうが、長い目で得なわけ。でしょ?

抱き合わせよーよ、抱き合わせちゃおーよ。

1)値引き交渉に入る前に、オマケをさりげなく問う。
  初「これ買うと、音叉とかカポとか、新品の弦とか付けてもらえます?」
  店「いいーですよー」(値引き前だから余裕、しかも初心者だし)
2)抱き合わせ商品を列挙する。この時点で店員は
  店(あ~、この客、値引きしないな。定価で買っていくな)
  と、思ってる。
3)抱き合わせ商品の定価とギター本体の定価を合計する。
  例えば、
  本体4万円+ストラップ3千5百円+チューナー6千円
  合計4万9千5百円ね。
  
  初「これ全部で、4万4千円くらいになりませんか」
  と攻撃に転じるわけですね。

ふつーストラップやチューナーなんか値引きしてくれませんから、
ギター本体にかこつけて、安くかっちゃおーというわけです。

せこい?

あんた、1,000円が後にどんなに大切か、交換用の弦なんて
いくらあっても足りませんぜぇ。