百万両が好き。
香川県高松市で「はりや」のいか天ざるを食べた後のつづきでござる。
橋を渡ってお向かいの岡山県倉敷市が僕の故郷だ。
実家に滞在すると必ず寄りたいのがラーメン「百万両」である。
僕はアコースティック・ギターと同じくらい麺料理が好きだ。
え～と、このブログはギター中心のブログだと忘れている人がいるかも知らん。念のため。
今まで６つの都県で生活して、ラーメンもいろいろ食べたが、
岡山のラーメンは極めてレベルが高い。
そのなかでも高校生の頃、友達に連れられていった連島の「百万両」本店がお気に入り。
ラーメンサイトで検索してもらえば一発なのだが、この店、基本的にメニューはラーメンしかない。
餃子があるにはあるが、支店展開するときに開発された新規メニューなので無視して構わない。
客が店にはいると人数分のラーメンが出される。
食べ終わったらカウンターにお代をおく。釣りが必要ならカウンターに散在してるお金を自分で取る。
だから、客は店員に対して何も言わない。店員も気持ち無愛想にみえるのだが、そういう店なのだ。
「客のプロ」っぽく錯覚させてくれる店のシステムも好きなのだが、ラーメンが好きなんだわ。
昔ながらのラーメンだから化調も入ってるし、通好みではないかもしれん。
しかし、スープに細麺、焼豚にメンマの一体感はさすがなのだ。
僕はメンマっていうのがなぜラーメンに必要なのかイマイチわからない。
旨いと思えないのだが、ここのメンマは旨い。
高校生時代の郷愁、不思議な店のシステム、まとまりのあるラーメン。
だから、僕的には全国１位のラーメン屋なのだ。
というわけで、この夏も行ってきました。
百万両に行くとな、いつも悩むことがあるんよ。
「大盛り」がないから、もっと欲しければ「おかわり」いうて、もう一杯食うことになる。
最近、禁煙３ヶ月でウエストがメタボリックなことになっておっての。我慢しました。
