アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

うどんvs中華そばのかすが町市場の巻

イメージ 1

あやしいセルフ店の名を欲しいままにした「かすが町市場@春日町」が二日目の昼食。

系統としては早朝に訪れた「中西@鹿角町」の巨大B級看板と同じベクトルではある。いや、うどんの話でなくて、店の雰囲気の話よ。あの看板に輪をかけたB級の数々を繰り広げるのが「かすが町市場」なのだ。ちなみに僕は「かすがちょう」だと思っていたが、正しくは「かすがまちいちば」だそうです。

そのB級さ加減を説明する言葉を僕は持っていない。

店に入って「あれ?」って気がついた瞬間、来てはいけないとこに来てしまった感じ。慣れれば気にならないのが不思議で、ヘンな時間に訪れても客が絶えないのはさすが。

なにが怪しいって、うどん屋なのに中華そばに人気集中という事実。

おかしいやろ、それ。既報の通り、今年の正月には噂の「中華そば280円」を食べたよ。正直に言おう。今あるんか知らんが「飛龍生ラーメン」ってあったやろ?昔ながらの淡白なスープに、化学調味料と醤油で調味した感じ。あれを想像してもろうたらよろしい。値段相応の中華そばなんだけど、一点、チャーシューだけはすんごく美味しかった。チャーシューだけ買って帰りたいほどの出来だ。

でね、この「中華そば」に人気が集中する「うどん屋」のうどんがおいしいとは思えんだろ?

うまいんである。裏のウラは表だった的な。

客が絶えないからか、店内にも従業員のおばちゃん達にも活気がある。おのずとオプションの天ぷらやうどんに「勢い」がある。つまり、B級度満点の雰囲気をもつ店だが、うどん自体は真っ当なセルフ店の味なのである。子ども連れが憚られる人気店が多いなかで、むしろウェルカムなこの店は珍しい。

あ、そうそう。映画「UDON」で小西真奈美が車でボテこんだ場所には「ここです!」いうて立看がある。が、すでにバックする車にぶつけられたのか、田んぼ側に倒れかかっているのには苦笑した。

【かすが町市場/讃岐うどん遍路】
http://www.shikoku-np.co.jp/udon/shop/shop.aspx?id=136