アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるGibson J-185 '52

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【2007,5.31現在】
おいおい、すごいの出ちゃってるよ。オリジナルのJ-185だって。

僕的には欲しい機種のベスト3に間違いなくランクインする。今までもことあるごとに「J-185のボディサイズは最高!」と言ってきた。コリングスのSJしかり、グレーベンのSJしかり。

現行機種のJ-185も悪くはないんだけど、材も装飾もJ-200の格下感が漂っていて、いまいち触手が動かない。あれはねぇ、決して「小型のJ-200」じゃないんだよね。そのあたりの販売戦略をGibsonは間違えてるんじゃないかと思う。

取り回しが良くて、メイプル・ボディの旨みがもっとも味わえるギターなんよ。

ドレッドノートのDOVEにくらべると音の重さが軽減されていて明るく、J-200にくらべると倍音が出すぎずバランスがよい。ニックルーカスのようなメイプルのスモールボディにくらべると深みもボリュームもあって汎用性が高い。

でも、1951年から1958年のあいだに生産されたのみで、50年代のGibsonビンテージのなかでもとりわけ希少性が高く、僕のような「ボディサイズに惚れる」人もいるようで、ほとんど中古市場に出てこない。それは本国米国でも同じ。

この物件の元オーナーは、たぶんコレクター系じゃないかと思います。状態は良さそうだし、ね。しかし、値段はさすがです。そっかぁー、もうそんな値段がつくギターになっちゃったんだ。

ブルージーコーポレーション
blue-g@blue-g.com


【追記】150万を超える高額ギターにもかかわらず、6/1にHOLDされました。