かすが町市場の「とり天」？
二日続けて昼食に「かけ大」と「ぶっかけ大」を食べた。この店に連続して訪れた理由を語ろうとすると、高松市郊外のパチンコ店不況問題に触れることになるんだけど、面倒なので語らんでおく。
近くのパチンコ屋で出玉をキープして、炎天下、200ｍくらい歩いて訪れたわけです。
さて、早朝から「中西うどん＠鹿角町」で100円トンカツを食べた僕は、無意識のうちに「チキンカツ」らしきものを皿に取った。ちくわ天にしか興味を示さず、マレに藤原屋のげそ天（宮武、あたりやに置いてある）にのみ触手が動く僕にとっては、ひじょ～～に珍しいこと。
精算を済ませて、かぶりついた。う、ううまい。だまされたと思って、いっぺん食べてみ。
黒コショウがピリッと効いて、ええアクセントになってるわ。ササミを叩いて薄くしてるんでしょうね、バリッと香ばしくスパイシー。日本人ってトンカツにせよステーキにせよ、分厚いのが良いと思っているフシがあるけど、適度な厚さってあると思う。
このチキンならうどん何杯でもいける。讃岐的ケンタッキーフライドチキンの称号を与えたい。
問題は、だな。この「チキンカツ」の名前なんだが。店内にはでっかく「とり天」と書いてあり、「フライを天ぷらと称するとは讃岐的」と思ってフト考えた。ササミの天ぷらとチキンカツは、どうやって呼び分けるんだろう。
ほんで次の日、トレイのそばに小さく「ササミフライ」と書いてあるのを見つけた。どうも「とり天」と「ササミフライ」のダブルスタンダードであることが判明。……と、讃岐うどん遍路（四国新聞社ウェブ）で確認したら、…「天ぷら ササミフライ」とある。
ケンタッキーフライドチキンも讃岐的には天ぷらの範疇なんかなぁ。
謎が謎を呼ぶなぁ。
【追記】
この内容はFM香川『続・麺通団のうどラヂ！』Podcast版、第51回放送「かすが町市場の『とり天』と『ササミフライ』」の巻で紹介されました。
