アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

田村神社日曜市と根っこ

イメージ 1

今回の帰省では、中西うどんやたも屋といった朝の早い店に訪れた。

熱帯夜で寝苦しい朝を向かえて、米の飯がのどを通りそうになくても、混雑のない道を走ってたどり着いた初めての店なら、うどんの1玉や2玉は美味しくいただける。

けれども「日曜日」には注意が必要。朝早い店の多くは「働く人のうどん」で、日曜定休日となるとこが多い。ほんまに多い。だから、うどんを食べる夢を見て(←どないやねん)朝6時に起きたけど、日曜日だから10時や11時まで悶々として開店を待つ、ということも少なくない。

そんな時間までは我慢ならんので、日曜朝早い店に行ってきたどー。(浜口風で)ウラ~ラ~ラ~~。

この逆境を逆手にとって日曜日にしか開かない店「田村神社日曜市@一宮町」を訪問。神社の境内にあるというので、駐車場に車をとめて歩き始める。すると、だんだん怪しくなってくるw。

陰陽道、桃太郎、干支の動物、石の筆、七福神、子宝男根など、およそ霊験あらたかなる数々のオブジェで埋め尽くされた境内。あ~、何かに似てると思ったら、蝋人形館の雰囲気かな。

で、その一角にえらく活気の良い社務所があって、そこがお目当てのうどん屋。先に1杯100円を払って食券をもらう。天ぷらもあるが別会計。ビニール袋に入れてくれるので、その場で食べるなら写真のようにドンブリの上にのせることになる。

気持ちが温かくなるうどんである。7時前だというのに、地元の人たちでいっぱい。お土産に玉買いする人もいれば、人気のチラシ寿司を数パック買っていく人もいる。みんな笑顔でうどんを食べている。

さて、当然のごとく1杯では僕の巨腹は満たされないので、2件目に。ウラ~ラ~ラ~~。

日曜朝7時に開いてる店「根っこ@木太町」。神社のうどんに満足した妻と妻妹を、こんこんと説得して店内へ。典型的なセルフ形式で、かけ1玉をもらい、薬味をかけてズルッと。

麺もだしも誠実な味。まじめさがにじみ出るような、これぞ、日常のうどん。おいしい。妻の実家からもそう遠くないし、日曜日の朝にチャッと食べられる良い店だ。発見!僕の町。

それにしても、田村神社の神々オブジェがビジュアル的に強すぎて、落ち着くのに時間がかかるよ。