アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

羽田空港のラーメン天鳳

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空港内のラーメン屋とはいかにもB級感が漂う。一昔前なら、外に出られないことを良いことに、高かろうまずかろうの一品が饗されていた。けれども今は、空港内のグルメ・スポットが注目を浴び、値段も商品も多様化している。

神田で旭川ラーメンを食べて気をよくした僕は、搭乗時間の2時間以上前であるにもかかわらず、羽田に行ってもう一杯、ラーメンを食べようと考えた。「ラーメン天鳳羽田空港」である。

第1ターミナル北ウイング、B1ローソンの右向かい。

3時すぎだというのに常時6人ほどの客が出入りしている。僕が座ったテーブルの向かいでは、ANAの作業服を着たお兄ちゃんがラーメンをすすっている。従業員の常連がいるのなら、味にも期待が持てるというもの。

天鳳麺を注文した。空港のラーメンといえば、なんとなく「茹でる、炊く」印象。この店は中華鍋に具を入れて、強火でガンガンに炒めている。ジャーーという音が、なんとも美味しそうである。

テーブルに運ばれた天鳳麺は、熱々の蒸気がたっている。アツアツッと言いながら、スープを味見。たぶん鶏ガラ主体の醤油、具だくさんの中華あんで複雑な味になっていて美味しい。麺はコシのある中細縮れ麺。これまた、食感がなんともいい。

一気に食べ終えて時計を見ると、まだフライトまで90分もあるよ。まあ、いい。久しぶりにゆっくりとイスに腰掛けて、文庫でも読もう。。。

。。。というか、ラーメンのハシゴで腹がきつくて、動けないだけだったりする。