アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

新三浦@天神の水炊き

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今回は「福岡の王道を行く」がポリシーである。。。あ、一応、仕事で来たんですけど。。

なぜ王道なのかというと、よく知らないからである。算数ドリルを開いて、いきなり応用編から飛びつくのも手だが、「底辺かける高さ割る2」で三角形の面積が分かる「理屈」を気にする僕は、やはり王道を知っておきたいと思うのである。

ということで、魁龍のラーメンを食べて、徒歩50分で博多駅まで出て、地下鉄と私鉄を乗り継いで参上したのは「太宰府天満宮」。隣接する「九州国立博物館」でのお仕事が目的だけど、王道でしょ?

天神まで戻ってきて同僚と合流。目指した先は福岡名物水炊きの老舗「新三浦@天神店」。

中四国で「水炊き」というと、昆布などでダシをさっと作って、魚介や野菜などを茹でながらポン酢で頂くイメージだが、ここは違う。鶏の白湯スープに下茹でされた鶏肉が入って運ばれてくる。

まずは蕎麦猪口くらいの大きさの湯飲みにスープをとり、塩とネギを入れてダシだけを味わう。

スッキリとしていて、それでいて鳥の上品な旨みが大変美味しい。この店恒例の儀式が終わると、やわらか~く煮込まれた鶏肉にありつける。箸でさばくと、すぐに骨からはずれて、思った以上に食べやすい。追加で「つくね」を入れてもらい、野菜も食べて、シメは雑炊。

鶏白湯スープにさらに鶏と野菜の旨みが出たダシ。これに白飯を入れて、卵を溶き入れてふわっとした雑炊の出来上がり。どうよ、これ。まずいわけがない。至福の雑炊ですな。

一連の流れを仲居さんが仕切ってくれるんだが。。。それがちょっと鬱陶しいので我慢は必要。