アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

10分勝負、うどんバカ一代。

イメージ 1

高松の妻の実家に帰省して、うどん屋をバカみたいに巡っているんだけど、毎度、義母と妻を連れて朝食がてらうどんを食べに行くのが恒例になってきた。この場合の店のチョイスが難しい。。。

讃岐歴60年の義母なので、クルマで30分以上かかるようなうどん屋へ「わざわざ」行きたくないという。ならばと、徒歩10分の「しんせい@高松市新田町」を勧めると「わたしや、いつでもいけるけん、いってきぃまい」とお断りされる。日曜日の朝といううどん巡りには不利な曜日と時間帯、そして近すぎず遠すぎず。。。

見つけたのは「手打十段うどんバカ一代@高松市多賀町」。

コトデン花園駅近く、朝6:00からで年中無休と聞けば、資本系のうどん屋を想像するが、そうではない。店構えはいかにも個人経営のセルフといったおもむきである。

僕は「かけうどん中+ちくわ天」、妻と義母は「かまたま」を注文。

麺はモチモチ系でダシもおいしい。店内の貼り紙には「ゆでて10分たったら死んだうどん」とあり、茹で置きは出さない強いポリシーがあるらしい。そのためタイミングによっては待たされる。

店の片隅にひっそりと漫画「空手バカ一代」が全巻並んでいる。ご主人は極真空手の有段者だそうで、店の名前も納得。義母がご近所へのおみやげに「ゆで麺」を買うと、サービスいうて一玉余分に入れてくれたという。

空手家の手から打ち出される麺は、優しさ溢れるモチモチ麺であった。


讃岐うどん遍路 手打十段うどんバカ一代
http://www.shikoku-np.co.jp/udon/shop/shop.aspx?id=486