アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

別次元のラーメン、空海。

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オラ、すごいもの食っちまっただ。

ラーメンフリークのお歴々に「そんなに旨いんですか?」と聞いたら。。。みんな黙ってうなずく、そんな店なのである。島根のラーメンにあーだこーだ云うんなら、とりあえず食っておかねば。

宿題を果たしに向かった先は「遊食 空海出雲市白枝町」。

国道9号線沿いで比較的わかりやすい場所なのに、僕のカーナビが嘘ばっかり教えるモンだから、結局、お店に電話してたどり着く。閉店まで30分を切った午後2時の到着。

注文したのは「空海らーめん600円」「ハーフ塩らーめん480円」「限定20食鮎出汁らーめん800円」。

二つ食べるなら時間差で作ってくれるという、ありがたい心遣い。

まず、ハーフの塩ラーメンを食べて、が~~~ん、ううまい。

なにこの充分な旨みは。魚介系のWスープとは聞いていたけど、こんなにしっかりした味だとは予想外。野菜に思い入れのない僕には邪魔に見えたニンジンと玉葱とセロリの千切りは、一仕事してあってスープになじむ。

中太でややちぢれのある麺は、抜群のゆで加減。ささみに梅肉をはさんで揚げたものが二切れ。こだわりアリ。

妻が食ってる空海ラーメンは、Wスープの醤油味。これはさらに旨みがガツンとくる。チャーシューというか、ぶあつい豚の角煮が二切れで、トロトロの旨さ。。。妻は味玉のトロトロにもやられた様子。

さて、9/27,28の両日に限定20食で復活していた鮎出汁らーめん。

小皿のスダチとワサビをレンゲのスープに加えて試して欲しいという。まず、そのままで頂いてっと。

が~~~ん、ううまい。。。これはかなり強い魚の香り。鮎はこんなに強くないはずなので、このお店の売りだという鮪出汁の香りだろう。そのあとにバターの風味とミョウガ(?)の香りが追いかけてくる。

具材は鮎の半身の素揚げと、カリッカリに揚げた中骨。

濃厚なスープは、三重奏四重奏になっていて、僕の鈍感な舌で判別することは無理。だけど、なんでこんなにまとまってるの?という驚き。。。妻はスダチ+スープがお気に入り。

やられたね。

フレンチの修行経験があるという店主のつくるラーメン、別次元だわ。それで値段は良心的だし。高速料金払ってでも行って良かったとおもうよ。