アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

牛骨スープの老舗、ほうらい。

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松江に移り住んで八年。はじめて山陰を代表する観光地「水木しげるロード」に行ってきた。

妻が「連れて行け」といっても十中八九「ヤダ」と答えるんだろうが、かわいい姪っ子が「行きたい!」というんだから仕方がない。。。ま、お隣の県といってもクルマで30分ほどの距離。気持ちの問題です。

さて、僕は東京は調布市水木しげる先生と同じ町に住んでいたことがあり、駅前の書店でご本人をお見かけしたこともあった。島根にやってくると、またまた水木大先生つながりの隣町。。。

実際に行ってみると、とても楽しい町だった。

基本的に土産物屋(というかグッズショップ)が立ち並ぶ商店街なんだけど、もともと食玩や彫刻なんかに興味があるから、100体をこえるブロンズの妖怪たちを眺めながらブラブラするだけでも楽しい。

ひととおり楽しんだあと、水木しげる記念館から徒歩5分にある「ほうらい@鳥取県境港市」を訪れた。

僕と姪はラーメン、妻はチャーシューメン。これにチャーハンを一つ注文して三人で頂く。

まず牛骨特有の香りが立つ。かなり珍しい風味だが、鳥取西部には牛骨スープの系統があるという。だから今風とは対極に位置する、このあたりならではの昔ながらのラーメンである。

この風味には好き嫌いがあるかもしれないが、はまるとクセになることは間違いなし。。。他ではあまり出会えない味だけにこの店の人気の高さにも納得がいく。

水木ロードを楽しんだあとは、その土地ながらのラーメンをすするのも良いのでは?