尾道ラーメン、ほんてん。
岡山帰省中、福山へ遠征。
目的はふくやま美術館で開催中の「田島征三の大地」展(『ちからたろう』とかの絵本作家ね)をみることだったんだけど、それは妻の目的で、出不精の僕が美術展をみるためだけに出かけるわけがない。
そう、お察しの通り、ラーメンである。
展覧会がいかに良かったかはざっくりと割愛して、店には開店時間に到着。
お盆明けの平日、午前11時。妻はオーソドックスに「醤油ラーメン450円」、僕は客の半分が注文するという人気メニューの「醤油ほんてんラーメン650円」を注文した。
ほどなくして饗されたラーメン。
「醤油ほんてんラーメン」のスープをひとくち。。おっと、揚げたにんにくの香りがくるね、とおもった直後に、鶏ガラと小魚でとったスープの旨味がやってくる。そして、唐辛子の若干の辛み。
麺は細い平打ち麺。茹で加減も良く、う、ううまい。
ちなみに妻が食べたオーソドックスな醤油ラーメンのほうがスープ自体を味わうことが出来るが、見た目ほどギトギトした感じはなく、どちらかというと甘めの、ほどよくまとまったお味である。
今回の帰省でラーメン部門第一位、讃岐うどん店と総合してもかなり上位に食い込む満足度。
こうして夫婦それぞれの目的をクリアしたのが午前11時10分。観光でもすれば良いものを、ソッコーで岡山に帰るあたり、夫婦の性格がよく出ている旅なのであった。