限定塩とんこつ、塩や。
日常のなかのラッキーって、どんなときに感じますか?
この店、塩やってくらいだから塩にこだわりがあるわけだが、そもそも大将はトンコツスープの全国区有名店で修行されていたので、実のところトンコツがめちゃくちゃこだわりの本格派。
本格派ゆえに、個人経営の店でスープを炊きだすのに限界があるという。だから限定。
そんな限定のトンコツが2日間だけ饗される。たまたまその日に当たったのだからラッキーだ。で、贅沢に大盛りを注文。そう、僕は小さな幸せを偶然に見つけたら、最大限にその恩恵にあずかろうとするタイプだ。
臭みのないトロッとしたトンコツ。一杯のレンゲにすくうたびに、こまかな骨粉が沈殿するところから、それが上質な本物のトンコツスープであることがわかる。平打ちの中太麺との相性もよく、チャーシューも満足。
これで一日幸せ。安上がりである。