アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

透き通る出汁、空海房。

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高速無料化の恩恵が無くなって、さぞや讃岐うどん界も一時の巡礼ブームは沈静化しただろうと予想していたら、今年は自虐的広告「うどん県」で一旗揚げたご様子。

こんなことあんなことになっていたようだ。。。おそろしい。

さて、僕はと言えば、行列までは出来ないけど、それぞれ特徴のある店を狙いたい。夕方からの法事を控えて、さっと寄って食べられる店をチョイス。「空海房@高松市香南町」である。

高松西インターを降りて、高松空港を目標に新しい道を走る。僕のカーナビは古くて役に立たない。

で、44号線と193号線が合流する場所に目的のお店。店名「空海房」からは和風かつ古民家風の印象が漂うが、ご覧の通り、ちょっと最近のフランチャイズっぽい作り。

やや不安になりながら「とり天ざる小 470円」を注文。妻は「かけ小180円」にとりの天ぷらといいだこ天をオプションで。

お代を払って、ねぎとわさびを頂いて席に着く。ずるっと。。。お、うまいじゃん。やや細めで腰があってツルツルした麺。揚げたてのとり天がまたジューシーで、一つ一つが大きい。

驚いたのは、熱いかけ。見た目、湯だめ(うどんを丼の湯に泳がして、つけ出汁でいただくメニュー)と間違うほどの透明な出汁である。このいかにも味のなさそな出汁が美味いのだ。

なんと、一つ一つが高レベル。あのフランチャイズ的な見かけとは裏腹だ。実はこのお店、酢や醤油の製造から会社を興し、ミネラルウォーターを販売する生創石丸株式会社が経営するうどん屋

そうか、どうりで天然還元水をおしてたわけだ。笑)