アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

肉うどんの老舗,飯野屋。

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ひさしぶりに未訪のうどん屋を開拓。

讃岐うどん界で「肉うどんといえばココ」と言わしめる老舗のお店である。なのに,なぜ未訪だったのか。簡単に言えば,麺好きの僕はうどん屋のはしご中に,具材で腹を満腹にしたくなかったから。

今回は島根に戻る日で,一件入魂なのだ。

帰省の荷物を積んでたどり着いたのは「飯野屋@丸亀市飯野町」。讃岐うどん店は今や県内全域に広がるが,そのメッカは土器川周辺。その上流に広がるメッカへの入り口付近に位置するのがこの店である。

昭和58年の創業で,店舗の外観はブーム以前の,金比羅参りの客を意識した佇まい。店のスタイルもセルフではなく,注文を取って配膳してくれる一般店。

「肉うどん大550円」を注文。

饗されたのは,ご覧の通りブリブリっと肉が乗ったうどん。一枚一枚が大きく,そこそこ厚みもある。ヒロヒロの薄切り肉がバラバラっと浸っているものとは違う。肉ですっ!肉っ!と主張する。

麺自体はもちっとしたクラシックなタイプだが,肉うどん独特の甘みと酸味をどっしりと支えている。肉うどんの老舗とはよく言ったものだ。

具で追いかけるのもアリか。