アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

細麺ひやかけ,めんや七福

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高松市内のど真ん中,官庁街にイケテルうどん屋があると聞く。

官庁街の人気店と言えば老舗のセルフ「さか枝」が有名だが,今回訪れたのは2013年に開業した比較的新しい店である。この店の評判がなかなか良い。

場所は県庁前通り,天神前交差点。交差点のナナメ向かいのコインパーキングにクルマを停め,午前10時に訪れたのは「めんや七福@高松市天神前」である。

県外人が讃岐うどんのイメージを語る時,それは太くがっしりとした固いほどのコシを挙げることが多い。が,讃岐うどんの太さには様々なバリエーションがあり,太麺は唯一の条件ではない。

とくにここ数年,のど越しの良い細麺が注目され,10年前には少数派だった飯山の「なかむら」や丸亀の「中村」のような,細くコシのあるうどんを出す店が増えているという。

こちらのお店もザルザルッと食べられる細麺がウリ。

細麺ゆえ,そのコシを堪能するには冷たいメニューが一層楽しめるらしい。そこで「冷やかけ中 260円」を注文。天ぷら類のトッピングも店内で揚げていて,我慢できずササミフライを頂く。

いや~美味いです。

妻なんて,手のひらサイズはあろうかという巨大なサツマイモの天ぷらを取って,熱い熱い言いながら平らげたあげく,「今まで食べたサツマイモの天ぷらで一,二を争う」とのたまう始末。

もちろん,うどんも最上級。さすがに「なかむら」や「一福」のクニュクニュしながら歯を押し返す弾力のコシにはまだ及ばないが,官庁街でこのうどんが食べられるなら文句はない。

市内では貴重なお店である。