アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

老舗の中華そば2,冨士屋。

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と,いうことで,前回の流れでお向かいのラーメン屋へ。

岡山駅西口の路地裏に向かい合った老舗のラーメン屋。まずは行列のない「浅月@岡山市北区」を訪れ,大変満足して店を出た。すると,向かいのラーメン屋「冨士屋@岡山市北区」の行列が3組ほどに増えている。

うーん,そんなに差が出るほど美味しいのだろうか。。。。並ぼう!

近年改修した新しそうな店舗に,しばらく待って通される。こちらはメニュー表もビジュアライズされていて,ちょっと資本系ラーメン店を意識しているようだ。注文は基本の「中華そば680円」。

ココまでの展開をまとめると,「浅月」は店内満席だが行列は無く,店舗は昭和の香り満点の老舗そのもの,メニューにも今風の洗練さは無い。対して「冨士屋」には行列が絶えず,儲かってるのか,店舗は改修済みでメニューは今風。食べる前から勝敗は決した風だが。。。。

スープがなみなみと注がれた中華そば。一口すすると,あっさりすっきりした醤油豚骨。「浅月」との違いはハッキリ感じられるが,これも甘辛い醤油味の岡山ラーメンだ。麺は中細ストレート,ゆで加減は適度。

チャーシューは柔らかいがやや物足りない旨み,シナチクは塩抜きの加減なのか薬品ぽさが残ってしまっている。総じて言えば,こちらのラーメンは確かに「昔ながらの中華そば」であるが,変えるべきところが変わっていないような印象を持つ。

僕的には行列や店構えの印象に反して,「浅月」のラーメンに軍配を挙げたい。