横浜中華街,京城飯店。
つい最近のインターネットニュースにも横浜中華街の変化が報じられていた。
お得なコースメニューを売りにしていた個人経営の老舗が減少し,大陸系の資本が流入した現在の主流はオーダー制のバイキングだそうである。たしかに10年前には見かけなかったバイキングの看板が目を引く。
同行のHさんが「もうバイキングでたらふく食べられる歳じゃないよ~」ということで,中華街の路地を歩き,個人経営っぽいお店を物色。Hさんがピンときたのは「京城飯店@横浜市中区山下町」である。
店頭での推しコースが1200円程度のものだったのだが,そこは商魂逞しく,店内に入るとあきらかにそのコースよりも内容が充実した「京城特別料理大サービス4180円→2180円コース」を奥さんが推してくる。
元値が4000円かどうかは別にして,この豊富な内容で2000円ならお得だろうということで,これを3人前注文。Hさんはお酒飲まないし,Sちゃんは未成年なので,僕だけ生ビール中390円(!)を。
で,結論から言うと,このお店は大正解。
家族でたびたび中華街を訪れるHさん。Sちゃんいわく「(父は)食べた後,だいたいイマイチって言ってる」らしいのだが,本日は「この店いいかもしれない」だったのだ。
豚の角煮は本物の東坡肉で,皮をカリッと焼いてあることが,トロトロに煮た後にも感じられる逸品。
もう,かなり腹がふくれたところで,具だくさんのあんかけチャーハン現る!
かなり満足,満腹で店を後にしました。
出張当初はひとりで中華街の予定だったが,後になって気付いたのが「コースは二名よりが基本」ということで,やっぱり大勢で食べる食事はいいなと思ったのだった。